上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012年 8月17日 14:00 豊岡 27.6℃

IMG_5279_convert_20120920013337.jpg

昨日、ちょっぴり強めの南西風が吹いたのが効いたのか、
今日ほど、よくヤギが開いているのは初めて!

IMG_5365_convert_20120920014833.jpg

ポリプのひと花ひと花が、うっとりするほど完璧な美しさです。

IMG_5281_convert_20120920013512.jpg

黄色いヤギも満開です。

IMG_5291_convert_20120920013745.jpg

この群生は、よほど場所が合うのか、いつでも満開。

IMG_5320_convert_20120920014730.jpg

目に飛び込んでくる、青! 青! 青!

IMG_5295_convert_20120920013901.jpg

今日こそは、と期待した一番大きなヤギも、
見事な花を咲かせていました。

IMG_5296_convert_20120920014141.jpg

満開じゃないのが、惜しい!
花色は濃い目のようです。

IMG_5278_convert_20120920012523.jpg

このヤギは、14時02分には満開でした。

IMG_5331_convert_20120920015033.jpg

14時21分に戻ってみると、すっかり閉じてしまっています。
何か起こったのかしら。わたしは触っておりませんのに。

IMG_5382_convert_20120920013045.jpg

オウギウミヒドラもよく開いています。

IMG_5304_convert_20120920014334.jpg

ヤギに比べると、オウギウミヒドラは見かける機会が多いのですけれど、
豊岡は、群を抜いて数が多いのです。
どのオウギウミヒドラも、水面に垂直に生えています。
ヤギやオウギウミヒドラは、潮の流れに対して垂直に生えると言われています。

IMG_5284_convert_20120920013637.jpg

無脊椎動物たちの、極彩色の楽園。
ご紹介が遅れたのですけど、以前から気になっていた緑色のカイメン。
緑藻のハイミルよりも鮮やかな緑です。

IMG_5383_convert_20120920013215.jpg

そのハイミルを住みかにしているヒラミルミドリガイ。
色が薄めですけど、ヒラミルミドリガイだと思います。
このハイミルは、理想のマイホームには少し小さすぎる気がいたします。

IMG_5335_convert_20120920012718.jpg

水色のカイメンの上を歩いているクロシタナシウミウシは、
先日見かけたものと同じかしら。
相変わらず背中がシワシワしていますね。後姿にも哀愁が漂います。

スポンサーサイト
2012年 8月11日 14:30 豊岡

国仲は薄曇りだったのが、山を越えて前浜に入ると、
かなり強い村雨が去っていくところでした。

海中は暗く、これは! と期待したのですけれど、
ヤギはいつにも増して開いておらず、がっくり。
暗いだけじゃダメみたい。
淡水が混じったのが、お気に召さなかったのかしら。

気を取り直して、そのほかの無脊椎動物を見ていきましょう。
まずは、愛らしいウミウシたち。
3cm程のシロウミウシが巨大に思えるほど、小さな小さなウミウシたちです。

IMG_5001_convert_20120911224409.jpg

岩の表面にべったりと張り付いているのは、海藻のハイミルです。
ここはオーバーハングの岩陰なのですが、所々にハイミルが生えています。
砂底の照り返しで、光合成を行っているのではないかと思います。
この写真の中に、2匹のヒラミルミドリガイが写っているのですけれど、
おわかりかしら。

ハイミルの右下に白い渦巻きがくっついているのは、卵塊です。
外海では、普通のミルの体上でもよく見かけるウミウシです。
別段平べったい体つきでもなく、
名称にある『ヒラミル』の由来がわからなかったのですが、
ハイミルを指しているのでしょうか。
ハイミルの上に暮らしているのは初めて見ました。

IMG_5065_convert_20120911225235.jpg

1cmくらいの、小さなウスイロウミウシ。
シロウミウシによく似ているのですけど、小さくて、
周縁が青味がかっているので、ウスイロウミウシだろうと思います。

あくまでもわたし個人の印象ですけど、
ウミウシの名前って、ウニやカニに比べると、センスがないと思いません?
なんだか愛が足りない感じがするのです。

IMG_5114_convert_20120911225503.jpg

今日もせっせと産卵中の、シラユキモドキの団体様。
モドキとか、ニセとか、ダマシ、って名前が付けられている生き物は、
いい迷惑でしょうね。
背中に、黄色い斑点が散らばっているものがいます。個体差でしょうか。

IMG_5137_convert_20120911225739.jpg

砂底をコモンウミウシがはっています。熱帯を思わせる鮮やかな色彩です。
補色の組み合わせが印象的に見えることを、自然は知っているのですね。

IMG_5178_convert_20120911230108.jpg

サラサウミウシは、ここでは比較的大型の部類に入ります。
とは言っても、シロウミウシと同程度でしょう。
正直なところ、ウミウシって、ほとんどのものは小さすぎて、腕前にもよりますけれど、
写真で見たほうが素敵に見える生き物のひとつだと思います。
ウミウシの写真て、あんまり好きになれないのは、そのせいかしら。
混沌とした、加茂湖の濁り水のほうが、よほど胸に響くのは、わたしだけかしら。

IMG_5061_convert_20120911224820.jpg

海が暗いときには、カメノテやフジツボの活動が活発です。
カメノテなどが、エサを集めるために操るつるあし(まん脚)と呼ばれる部位は、
エビの胸脚に当たる部位です。
カメノテやフジツボは、エビやカニと同じ、甲殻類なのです。

IMG_5098_convert_20120911225400.jpg

サンゴ藻やオベリアたちの葉陰で、水色の小花を咲かせているのは、
コケムシの一種でしょうか。
こういう名もない生き物たちの名前を知りたいと、常々思っているのですが、
手近な図鑑には載っておらず、このあたりが、ちょうど、素人の限界線かもしれません。
きっと、命名者の情愛が溢れるような、情熱的な名前があるのでしょうね。

IMG_5102_convert_20120911223533.jpg

今日、夕焼けは、どこか秋の気配です。

2012年 8月10日 12:00 豊岡 27.4℃

IMG_4974_convert_20120911234622.jpg

毎日のように入っていても、どのヤギがどういう条件で開いているのか、
規則性があるのか、単にその日の気分なのか、皆目見当がつきません。

IMG_5008_convert_20120911224539.jpg

ポリプの色味は、深い群青色か、
はかなげな空色の2パターンがあるようです。

IMG_5026_convert_20120911224707.jpg

同じように枝を伸ばす群体の、オウギウミヒドラのポリプとは、
細部の構造が違っていますね。
こうして比べてみると、別の仲間であることがよくわかります。

IMG_5106_convert_20120911232337.jpg

この不可思議なポリプたちの居城は、油粘土を練り上げたみたいな質感です。
枝の色調にも個性があります。

IMG_5174_convert_20120911232713.jpg

赤味が強いものも。
茶系のヤギは枝が細く、群青のポリプが開きます。

IMG_5107_convert_20120911232515.jpg

黄色のヤギは枝が太めで、全体の形状が整っています。ポリプは淡色です。
別の種類なのでしょうか。

IMG_5160_convert_20120911235042.jpg

ヤギの根元に目を凝らすと、小さな白いポリプが開いています。
これはヤギの赤ちゃんかしら。
それとも別の生き物のポリプかしら。

2012年 8月 8日 13:30 豊岡 27.4℃

IMG_4817_convert_20120905073742.jpg

今日もシラユキダマシがせっせと産卵しています。
ここにはこの種が本当に多いですね。

IMG_4822_convert_20120905073353.jpg

あれ? 今まで気付きませんでしたけど、
ムツサンゴのお花畑に、異質な花が1輪、混ざっていますね。

IMG_4832_convert_20120905073857.jpg

グビジンイソギンチャクです。片野尾で見たものよりも、ずっと大きい。
直径15cmくらい。初めて見たときには、
そうしてこんな派手な模様をしているのかと、訝しかったのですけれど、
茶色味の強い色調で、ちゃあんと岩肌に同化していました。

IMG_4834_convert_20120905073957.jpg

裏面は、乙女心を忘れない、青味のピンク。
触っても、ヨロイイソギンチャクなどのように丸まったりはせず、
かえって反り返り、ぎゅうっと岩肌に張り付く感じ。

IMG_4925_convert_20120905074147.jpg

こちらのカイメンからは、羽のようなものがちょろちょろ飛び出しています。
お馴染みのクモヒトデではなく、ウミシダの1種ではないでしょうか。
この岩陰に住み着いている、大型で蛍光色をまとったニッポンウミシダとは別物のように、
地味で小さなウミシダです。たくさん見かけました。
案外身近な生き物だったのですね。

IMG_4791_convert_20120905073243.jpg IMG_4797_convert_20120905074434.jpg

今日は潮が通っていて、上下層がしっかり混合されています。
ヤギもよく開いていますが、下部のものは閉じています。
ソフトコーラルというと、赤味の強い写真をよく見ますけど、
ここでは、青味のポリプや、ペンキを塗りたくったみたいな黄色が印象的です。

そのペンキ塗りたてのオブジェは、13:09には枯れ枝でした。 
ごく一部が開いています。淡い空色のポリプです。

IMG_4796_convert_20120905074336.jpg IMG_4795_convert_20120905074240.jpg

他を一巡して、13:24に戻ると、
鳥肌が立ったみたいに、表面にびっしり、ポリプの蕾が現れていました。

IMG_4836_convert_20120905074548.jpg IMG_4838_convert_20120905074922.jpg
 
13:35には、蕾が開いて満開に!

IMG_4873_convert_20120905075037.jpg IMG_4867_convert_20120905074756.jpg

ポリプが現れて開くまで、10分あまりかかりました。
鮮やかな黄色からは予想もしなかった、優しい可憐な花です。

IMG_4919_convert_20120905073524.jpg

ヤギやムツサンゴのポリプは、イソギンチャクに似ていますが、
指で触っても開きっぱなしで、
触れると途端に閉じてしまうような、素早い反射は見られませんでした。

IMG_4894_convert_20120905073631.jpg

こちらの立派なヤギは、残念ながら今日も開いていません。
強いオーバーハングの岩陰に根を張っているのですが、
海底に近く、砂底の反射でけっこう明るい場所です。
楽園の女主人が姿を現すには、まだ少し、夜が遠すぎるかしら。

2012年 8月 1日 13:30 豊岡 28.2℃

表層は穏やかなのですが、
岩の下部を取り巻くように流れる、強い潮の流れを感じます。
水深2mほどの海底の水温は、26.4℃です。

IMG_4384_convert_20120830232841.jpg IMG_4463_convert_20120830233013.jpg

今日はどうしたわけか、ヤギたちのポリプはほとんど閉じています。
これって、どういった条件で花開くのかしら。

IMG_4544_convert_20120831062019.jpg IMG_4537_convert_20120830234100.jpg

サンゴのポリプは夜開くといわれます。
今日みたいに雲ひとつない日本晴れじゃなくて、
海の中が少し薄暗いような、曇りの日が狙い目かもしれません。

場所によると、ヤギの枝の一部が、時折、不自然に、
わんわんわんわん、と上下に揺れています。
よく、シャチホコガなどの、ある種の毛虫が乗った枝が、
威嚇するように振れていることがあるでしょう。あんな感じ。
自分たちの意思で揺らすことが出来るのか、潮流のせいか、わかりませんけど
体上に付着した邪魔者を振り払うのに、ある程度効果が見込めそうです。

IMG_4475_convert_20120830235315.jpg

これは、何かわかりませんけど、小さな粒の先端に花が開いています。
腕の数が規則的なヤギのポリプと違って、触手の数が多いですね。
コケムシの仲間ではないかと思います。

IMG_4499_convert_20120830235729.jpg

オレンジ色の花はゴカイのエラです。

IMG_4531_convert_20120831000047.jpg

こちらは優しいすみれ色。
こんなにも多様な色彩を与えられているのは、神秘の采配です。

IMG_4545_convert_20120831000311.jpg

岩陰を覆うカイメンの赤紫。

IMG_4546_convert_20120831000428.jpg

こちらでは高山の這い松のように、縦横無尽に細い枝を伸ばしています。
そもそもカイメンとヤギは遠い仲間なのですが、
カイメンは、新たに積まれた岩や、テトラポッドにもよく発生しています。
一方ヤギは、何十年も動いていない大きな岩陰にしか見られません。

IMG_4424_convert_20120830233952.jpg

IMG_4472_convert_20120830235215.jpg

IMG_4445_convert_20120830234517.jpg

今日もウミウシたちの命のバラが咲き誇っています。
ウミウシの多くは、カイメンや八放サンゴ、コケムシを摂食しています。
なるほどここは、ウミウシたちにとっても、食料豊富な桃源郷でしょう。

IMG_4423_convert_20120830233422.jpg

ウミゾウメンさえも、和菓子のような彩り。

IMG_4501_convert_20120830235829.jpg

これは美しいオベリアです。小さな水滴にしか見えません。
霧を含んで輝く羽毛のようです。

IMG_4438_convert_20120830234356.jpg

今日もウミシダは同じ岩陰にいます。
夜にはけっこう活発に動くらしいのですが、とりあえずここが定位置のようです。

IMG_4430_convert_20120830234223.jpg

メジナの幼魚が水面近くに群れています。
よく見かける魚ですけど、いつ見てもかわいい。

IMG_4452_convert_20120830234829.jpg

フジツボの口って、こんなにポップなエメラルドグリーンだったのですね。

IMG_4459_convert_20120830234958.jpg

鮮やかな紅藻のボンボンが波打ち際に揺れています。
枝先が繊細に切れ込んでいるので、潮をはらんで、ふっくらとあでやかな草姿。
ホソバナミノハナかしら。見事な命名です。

IMG_4491_convert_20120830235452.jpg

砂底近くで何やらうごめいたと思ったら、タコの姿が。
こちらに驚いたのか、黒くなって威嚇しています。

IMG_4493_convert_20120830235602.jpg

あ、白くなっちゃった。
タコは、擬態もあるでしょうが、
興奮すると体色を濃くし、恐怖が勝ると白く青ざめるとか。
そんなに驚かせるつもりはなかったのですけど、
楽園の闖入者は、そろそろ退散したほうがよさそう。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。