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真野新町の商店街で、閉店して十年あまりになる呉服屋さんの、
在庫を格安でゆずっていただけるイベントがあると聞きましたので、
風の強い午後でしたけれども、軽い気持ちでのぞかせていただきました。

気さくな商店街の方々と、お話ししながら、
乗せられたり乗せたりしての戦利品がこちら。

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紬の反物で5000円くらい、
パイナップル材混紡の珍しい浴衣地が2000円、
有松鳴海絞の浴衣地が10000円でした。
目利きのお隣さんが見立てて下さいましたから、
なかなかいい買い物だったのではないかと思います。

今はずいぶんすたれてしまいましたけど、
町の呉服屋さんに活気があったころ、酒屋の奥さんなんかが、
物憂い昼下がりにおしゃべりがてらやって来て、
こういう反物を買い求めたのでしょうか。

普通にしていたら、わたしなどには縁のない世界ですが、
縁あって手の届くところに引き寄せられたのですから、
大事に着たいと思います。

若気の至りで、着物を普段着にしたいと思って、
ひととおり着れるようにはなったのですけれど、
着る機会があるような人生に向かっていきそうにないので、
久々に、洋服などを縫いたいと思っています。

この催しは今週末にも行われるそうですので、興味のある方はぜひ。
浴衣地などは、1反あれば、手ぬぐい代わりに、家の中でいろいろと使えますし。
着物を仕立てるのももちろんおすすめです。
新町の池田本屋さんのはす向かいあたりです。
秋にもまた、やりたいとおっしゃっていました。

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2015.10.19 No water , No life
枯れることのない清水、などと申しますけれども、
この夏の日照りで、いつも冬場、頼みにしております水源が、
ついに枯れてしまいました。

山の家の水道は、下の沢の湧き水からポンプで上げているのですが、
寒さが厳しくなると、その途中が凍ってしまいます。
こうなるとどうしようもないので、毎日ポリ缶に水を汲んで、
家の脇の貯水タンクに給水してやらねばなりません。
仕事の帰り道に、ちょっと車を停めて水を汲めるので、重宝しておりました。

集落の中では、どこよりも水量があって、頼もしく思っておりましたのに、
いつの間に枯れたものやら、夏の間は忙しくしておりましたので、
はっきりとはわかりません。
ところが、雨が降るようになってからも、
いっこうに水が戻ってくる気配がないのです。
地下水の流れが変わって、本当に枯れてしまったのかと気をもみました。

雨がちな秋がそのままに過ぎ、10月も後半に差し掛かったころ、
道路を横切るように流れる水の跡を、ヘッドライトが照らし出したときは、
心底ほっといたしました。

雨が降りはじめてから2か月余りが過ぎていました。
山がいったん水を失うと、回復するのに、
こんなにも時間がかかるのだということを、
身に染みて思い知らされました。

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日暮れが早くなりました。

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10月の日没は、2月と同じなのですものね。
若い時分には、10月の気配の中に、夏の残り香のようなものを、
かぎ分けようと必死になったものでした。

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どうしてあんなに夏にこだわっていたのかな。

正月早々の寒波で、蛇口から1滴の水も出ない生活を送っておりましたけれど、
狙い通り、寒さが緩んで、水が出た!
と思った次の瞬間、どこからともなく、
集中豪雨に見舞われたような雨だれの音が。

なんと、トイレの天井からものすごい勢いで水が滴っています。
みるみる床は水浸し。頭の中は真っ白。
蛇口を占めても降り止まないので、慌てて送水ポンプを停止しました。

天井裏で送水管が破裂したに違いありません。
この時期、修理屋さんに連絡しても、
雪深い山奥まで、すぐには来てくれません。
半泣きで大家さんに電話すると、山の家は、凍結する前提で配管してあるから、
破裂するような管は使っていない、
管と管の継ぎ目を確認してみるように言われました。

未完成で物置になっている二階に上がって、
コンポストトイレの真上に設置されている水洗トイレの周りを確認すると、
(この配置はちょっと謎なんですけれど)
確かにタンクの横の管が外れていました。
氷に押し上げられたのではないかと思います。
2階のトイレは何年も使ってないので、大家さんに許しを得て、
そこのところは止水栓に変えました。

なんとか自分で処理できて、ひと安心。
またひとつ、この家のことがわかったみたい。
それからまたひとつ、ひとりで生きていくためのスキルを身につけてしまった、
孤独な三十路の冬なのでした。

強い寒気がやって来て、気温がぐうんと下がるような夜には、
山の家のあたりは-5℃以下にまで冷え込みます。
最も冷え込むときには、-10℃にも達するとか。
これ、お隣の旦那さんが毎日温度計を確認していらっしゃるので、
確かな筋の情報と思います。
わたしはここまでマメなことはいたしません。
同じ山羊座なのに、ずいぶん違うものですね。

冬生まれのせいか、寒さの感覚が鈍くて、
今夜はそれほどでもないだろうと思うような夜に限って、
うっかり水道を凍らせてしまいます。
去年までは、吹雪の中、
せっせとお湯を運んで水道管を温めたりもしたものですけれど、
いずれ周期的に寒さが緩んで自然に溶けるので、
今年はのんびり待つことにいたしました。

お風呂は、実家まで下りればいつでも入れます。
お隣さんにこの話をしたら、実家まで戻るまでもない、
よかったらうちのお風呂をどうぞ、とお優しい言葉をかけていただきました。
ご厚意に甘えて、時々、お風呂を借りに行っています。

そのお風呂が、なんと、五右衛門風呂!
1番小さいタイプとかで、膝を抱えて入って、
ようやく肩下まで浸かるくらいの大きさです。
同じ価格で、ほうろうの湯船にも出来たけれど、
五右衛門風呂のほうが断然、風呂釜が長持ちすると聞いて、決められたのだとか。
ちょっと意外ですね。風呂釜の寿命って、案外短いものなのかしら。

蛇口から出るお湯だけのお風呂と違って、
薪で追い炊きをしたお風呂は、本当に芯から温まります。
我が家はほうろうですけど、追い炊きはできるようになっています。
ひとりなので、わたしが住むようになってからは1度も炊いたことがありません。
1人でも、ほんのちょっぴりでいいから、火を焚いたなら、
とっておきのお風呂になるのでしょうね。
火の神様に見捨てられているせいなのか、
ストーブの火をおこすだけでも死苦八苦しているわたしには、
少しハードルの高い贅沢です。

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