上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2013.12.21 ウミガメの涙
今年、冬に入っても海水温が高いせいか、
定置網にウミガメがよく入るのだそうです。

IMG_9386_convert_20131223221235.jpg

これは寒ブリ祭の日に、鷲崎の定置網に入って、
水槽に放されていたウミガメ。
少々戸惑い気味の表情です。

豊漁を呼ぶ縁起物として、漁師たちは、
網に入ったウミガメには、お酒を呑ませて海に帰すとか。
・・・ちょ、ちょっと虐待っぽくないですか。
最近では飲ませるふりだけ、なのだそうです。

南国の島々で、年に何回もダイビングを楽しんでいるような方たちでも、
ウミガメに遭遇した経験を話す時には、
こころもち興奮気味になるようです。

潜水士は、東北出身の出稼ぎの方が多いのですが、
長年港湾工事にたずさわってきた方が、
港湾は汚ねえ(透明度が悪い)仕事ばっかりだけど、
一遍だけ行った八丈島は綺麗だったな、
八丈島で防波堤作ってたときは、
カメがこう、近くまで寄って来てな、
こんな天国みてえな海もあるんだと思ったな。
朴訥な東北訛りでそう話していたときのウミガメは、
本当に吉祥天女のような神々しい美しさに感じられたものでした。

スポンサーサイト
2013.12.19 夜のにぎわい
お天気が良くって、
月がこうこうと照っているような寒い夜には、
雪を頂いた大佐渡の輪郭が、
紺青の空を背景にくっきりと浮かび上がります。

IMG_9498_convert_20131223215821.jpg

水平線には空を焦がす漁火。

IMG_9509_convert_20131223215852.jpg

冬の昼は暗いけれども、夜は明るい。

2013.12.18 天気輪の柱
今日、仕事を終えて山に戻ったら、
上空にぼうっと輝く、光の筋が目に留まりました。

IMG_9480_convert_20131218223448.jpg

うーん、わたしのデジカメではこれが限界。
薄暗い、弱々しい光なんですけど、筋状に光っています。
両津湾の方角で、空の下のほうも明るく見えます。

わたしなりに推理してみたのですけど、これは、もしかすると、
太陽の光が縦に長く引き伸ばされて見える、
サンピラー(太陽柱)と呼ばれる現象に類似したものではないでしょうか。
月や街灯でも同様の発光現象が起こるとか。

人工の光によるものは、光柱と呼ばれ、
より高い位置に発生する傾向があるようです。
そういえば、いまは、いか漁の季節ですものね。

先日のなめこの佃煮、まだ食べています。

IMG_9505_convert_20131219195036.jpg

大根ではなく、かぶをおろして使っています。
かぶのおろしは、おかゆにのっけて、
ちょっぴりごま油をたらして食べるのもおいしい。

2013.12.14 Over the Window
めっきり日が短くなって、布団から出るのがおっくうになってきました。
ほぼ毎日、山を下りて通っておりますけど、
出勤が早い朝などは、会社の寮を使わせてもらっています。

寮のすぐ裏手は、海です。
部屋の窓を開けると、両手の先まで水平線が広がっている。
その水平線から太陽が昇ってくるのも、厳粛な感じ。
こんなに海の近くに住んだのは、生まれて初めてだな。

最初の夜は、寄せては返す波そのものより、波にゆられる、
小石の音が気になって寝付けなかったのも、今ではいい思い出です。

朝起きて、窓の外に目をやると、
海は毎日違う色をしています。
冬の日本海は、なんとなく、
暗く沈んでいると皆さんお思いでしょうけど、
鉛色の空よりも、かえって明るい色調をしているものです。

IMG_9430_convert_20131218214211.jpg

水中の懸濁物や気泡が、
光を乱反射するするせいではないかと考えています。

2013.12.11 雪告げ兎

日暮れが早くなって、真っ暗な仕事からの帰り道、
道の真ん中にちょこんと座っていたのは、
輝くような白いサドノウサギでした。

あわててカメラを探したのですけど、あっという間に森の奥へ。
もうすっかり冬毛なのですね。
白い白い雪うさぎ。冬を待ちかねているのかな。

次の日には下界にもみぞれが降って、
山は一気に雪景色。
もう来年の春まで、地面が顔を出すことはないでしょう。

2013.12.10 赤い柚子胡椒
昨年の秋に、精魂込めて育てた青唐辛子と、
まだ青いみずみずしい柚子で、
たっぷりの柚子胡椒を作ったことが懐かしく思い出されます。

密封しなかったのですけど、冷蔵庫で保管して、
いまでも重宝しています。
けっこう粗っぽい出来ながら、これを使いはじめてからは、
市販のものでは満足できなくなってしまいました。

今回は柚子の収穫も遅れましたし、畑にあまり手をかけられなくて、
唐辛子の木も大きくなりませんでした。

あきらめきれずに、どうにか残っていた赤い鷹の爪を何本かと、
黄色く熟した柚子で、今年の柚子胡椒を作ります。

IMG_9428_convert_20131214220935.jpg

鷹の爪は種を除き、細かく刻んでさらにすりつぶします。
柚子の皮はすりおろします。

IMG_9429_convert_20131214220957.jpg

足りない辛味は粉唐辛子で。
鷹の爪6本に柚子を12個、粉唐辛子を小さじ3杯、
塩を小さじ2杯くらいの分量です。
保存性を上げたいので塩分は多めかもしれません。

まだ寝かせていないせいもあるでしょうけど、
青いほうに比べると、こちらはフルーティーで優しい感じ。
でも少々パンチ不足かな。
おでんなんかに合わせると、ほっこり温まりそうです。

寒い夜、平地で冷たい雨が降っていて、
山に分け入るにつれてその雨が雪に変わっていくような、そういうとき、
案外はっきりと、境界になる地点があるものです。
ちょうどそのあたりが集落の入り口なのですが、
そこから先は、ナメコの国です。

IMG_9423_convert_20131208205006.jpg

いわゆるナラ枯れで立ち枯れた、クヌギ類の幹に、
びっしり、なめこ。
数年前に猛威をふるった、ナラ枯れの木があっちにもこっちにもあるのですから、
あっちを向いても、こっちを向いても、なめこ。

昨年は、峠のあたりまで足をのばさないと見かけなかったのが、
今年は高度を下げて広がっているようです。

どおっさり山のように収穫して、ざっと洗って小分けにし、
質のいいのはお遣い物に。
わたし、ちゅるんとしたちっちゃななめこって、
そもそもあんまり好きじゃないんです。
傘が開いてひだが少し変色したようなのだけ、自家用にいたしましょう。

雪に当てられて、びっくり、成長が止まったところに、
比較的好天が続いて、乾燥しているものも目立ちます。
思い切ってオーブンで焼いて、さらに水分を飛ばします。

IMG_9417_convert_20131208205043.jpg

このまま食べてもおいしい、とものの本にはございます。
長く楽しめるように、ほかのきのこと合わせて、オイル漬けにしました。
ブナシメジとエノキ、戻した干しシイタケ。
なめこと一緒に収穫したムキタケは、水分が多くて、
あまりこの調理法には向かなかったかもしれません。

IMG_9422_convert_20131208205118.jpg

レシピ本通り、タイムとレモンの皮を合わせました。
レモンの香りは、意外ですけど、
焼き立てのきのこから同じような芳香がいたしましたら、
きっと合うだろうと思います。

落下傘のなめこはザクザク切って、油でさっと炒め、
だし醤油とみりんで甘辛く煮ておくと保存がきくそうです。
お隣さんに教えていただいて、さっそく実践。
そのまま佃煮としていただいてもいいし、
炒め物に混ぜてもおいしそう。

今回は、青菜と一緒に焼きうどんにからめて、バター醤油の味付けで。
日暮れまで、トイレの始末などに追われておりましたもので、
まかない料理のようになってしまいましたけど、おいしくいただきました。

IMG_9426_convert_20131208205232.jpg


特有のぬめりが実に日本人好みで、学名にもnamekoが採用されているとか。
なめこという名前の響きに、すでにその愛があふれている感じ。

なめこが好き、とおっしゃる方には、男性が多いような気がしません?
真夜中に、冷たい水で山盛りのなめこを洗っていて、
はたとその理由に思い至りました。

なめこをたくさん頂いたら、男のひとは、
今日はなめこ汁かな?それともきのこ鍋かな?
ってわくわくするでしょうけど、女のひとは、
ああ、全部きれいに洗わなくちゃいけないじゃない、
ってため息のひとつもこぼれるでしょうものね。

先週は寒ブリ祭りのお手伝いが入っていたので、
ざっと2週間ぶりのお休み。

予想外に早い雪で、
すでに除雪車が出るほど積もったのですけれど、
幸いすぐに寒気も緩んで、冬支度に追われる2連休になりました。

IMG_9414_convert_20131208204050.jpg

あたふたと走り回っている道すがら、
ふと目を向ければ見事な草紅葉。
これはもう秋の名残というよりは、冬の始まりの色彩です。
その鮮やかに、すうっと、胸のすくような心地がいたしました。

ああ、そういえばわたしって、お休みが好きな子だったんだなあ。
こうやって四季の雑事に奔走しているのが好きだった。
世界がいつでも美しいことを、なんだかずっと忘れていたみたい。

半年余り、がむしゃらに走って来たけれど、
そろそろ、こういう時間を少しずつ取り戻して、
今年も楽しい冬にできるといいな。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。