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2011.10.16 『佐渡の花』
これ、何の木かわかりますか?

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可憐な紫色の花は、ナスの花に似ていますね。ナス科の植物です。
小さな朱赤の果実には日の光が透けて、ルビーのように輝いています。

これはクコです。クコって、普通に佐渡にも自生している植物なのですね。
相川では生垣に仕立てて、若葉も食用にしたと言われています。
もともとは中国原産で、海岸や河原に多いようです。
国仲では国府川の河口から長石浜にかけてよく見かけます。

長石浜は、現在は道路が分断していて実感しにくいのですが、
一歩内側に入ると、海岸植生がよく残っていて実に興味深いのです。

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これはアオツヅラフジ。試してませんけど、けっこうおいしいとか。
利尿作用のある薬草です。
深い藍色の果実が実に美しく、上手に乾燥してリースに使うと素敵です。

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エビヅルはいかにも食べられそうな野生のブドウの風情なのに、
とても酸っぱいので生食には不向きです。
お酒かジャムに使えるのではないかと思案中です。

このような佐渡の野草を知るには、伊藤邦男先生のまとめられた、
『佐渡の花』のシリーズがおすすめです。
これは読み物としても非常に優れています。

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残念ながら、春・夏・秋編のほうは現在は絶版で新刊は手に入りませんが、
島内の古本屋にまれに出回っている場合があります。
伊藤邦男先生の著書は他にも多数ありますので、この方の著作物を見かけたら、
迷わず手にとることをおすすめします。
先生の植物に対する深い愛に胸を打たれます。

数年前、『佐渡の花』を一冊にまとめた携帯版も出版されました。
佐渡汽船でも見かけましたので、ぜひ手にとって見てください。
登山ブームに呼応した再編集で、山の花が中心に掲載されています。
海浜性植物が大幅に削られてしまったのは残念ですが、
山の花が海のすぐ側にまで迫る佐渡の魅力を教えてくれます。

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