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2011.10.22 小魚の涌く海
2011年10月22日 21:30 加茂湖・樹崎

いましがた、加茂湖の樹崎沿いを走ってきました。
加茂湖沿いは、夜は滅多に通らないのですが、
今、サヨリの大群が寄っていると聞いたので、
他に用事もあるついでに出かけたのです。

樹崎神社の周囲は、水深1~2mの極めて遠浅の地形です。
昼間は沖の表層を泳いでいるサヨリが、
夜にあえてこのような浅瀬に寄って来るのは、
外敵から身を守るためだろうと考えられます。
今回のことも、サヨリを求めて樹崎にスズキが出没するらしい、
という釣り人からの情報で知ったのです。

大群が寄っていたところで、闇夜で視界が利かないわけですから、
いるかどうかなどわかるはずもない、とあきらめていました。
カーブにさしかかり、車のヘッドライトが水面を照らした瞬間、
闇の中に、銀色の水しぶきが高くきらめきました。

それがサヨリでした。
何百匹ものサヨリが、突然の明かりに驚いて、
水面から飛び出してきたのです。
空中に躍り出たサヨリの銀色のうろこに、ヘッドライトが反射して、
凪の海に水しぶきが上がったように見えたのでした。

この現象は、樹崎の先端からぐるりと迂回して、
海が深くなるこごめの入りの入り口まで、かなり広範囲で見られました。
夜の神秘は、写真に残せないのが残念ですが、仮に撮れたとしても、
写真では伝えきれない生命の跳躍に、ただ息を呑むばかりでした。

車を止めて、ライトを消すと、一転、
静かな静かな秋の夜の海です。
耳を澄ますと、水面近くで無数のサヨリたちがざわめいています。
海の底から水が涌いているような音がしています。

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