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2011.10.30 冷えてゆく湖
2011年10月29日 11:30 加茂湖・樹崎 19.0℃

3ヶ月ぶりに加茂湖に入りました。
水温が高いです。浅い加茂湖は、どこの海よりも早く冷えます。
今年はまだ真野湾よりも温かいので、驚きました。
ここのところ、晴天が続いているからでしょう。

大好きな加茂湖からこんなに長く遠ざかってしまったのは、
やはり今年のカワツルモ群落の状態が、例年になく悪かったので、
なんとなく足が遠のいていたのです。

群落はすっかり様変わりしていました。

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ここ数年、冬季はだいたいこんな感じになるのです。
以前は、カワツルモ群落の外側に大きなアマモ群落があったので、
波浪が打ち消されて、冬でも長いシュートが残っていました。
大きな台風のあと、そのアマモ群落が根こそぎ失われたので、
今は秋口に、強い北東風が吹き込むと、地上部がすっかりもぎ取られてしまいます。
幸いカワツルモの根は、アマモよりもしっかりと自身を固定しているので、
地上部を失っても、翌年には群落を復元することができるようです。

外側のアマモ群落はまだまばらです。このような状態が2年も続いています。
運良くアマモが発芽しても、
群落と呼べるものを再形成するのは、想像以上に難しいことのようです。

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このまばらなアマモ群落の根元に、いくつも、
ころころとした白い塊が転がっていました。

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シロボヤです。昨年大発生して、加茂湖のカキ産業に大打撃を与えました。
このホヤ、不思議なことに、加茂湖以外ではまず見かけません。
よっぽど条件が合うのでしょう。普通はアマモなんかに付着しているのですが、
はがれ落ちてそのままになってしまったみたい。
開きかけの蕾みたいで、なかなか愛らしい生き物です。
刺激を与えると口は閉じてしまいます。
こういう芸当はカイメンには出来ません。高度に進化したホヤだからできるのです。

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今日はフレリトゲアメフラシがたくさんいました。
トゲトゲに覆われた身体とコバルトブルーの斑点が特徴です。
派手に見えますけど、トゲトゲが海藻みたいに見えて、
ちゃんとカモフラージュになっていました。
こちらは産卵中。

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トゲアメフラシも、加茂湖に特徴的な生き物のひとつではないかと思います。
他ではあまり見ませんが、加茂湖では時々大集結しています。
長年にわたって、佐渡の海を調査してきた研究家の方たちは、
以前には全く見なかったと言っています。
ほかには両津湾の、湖口に近い平沢あたりでは見かけます。

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卵塊にアラムシロガイが群がっています。
この貝は、本来、死肉などを食べる海の掃除屋なのですが、
けっこう獰猛な一面があるのですね。

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何にもない泥の底に、無数のくぼみ。
穴じゃないんです。穴だったら何かの住処なんでしょうけれど、
これはただのくぼみ。ちょっと謎めいています。

あんなにたくさん飛び跳ねていたサヨリは、昼間は全く見当たりません。
加茂湖の真ん中の深いところ(の表層)にいるか、
両津湾まで出ているのかもしれません。
夜にだけ、この浅瀬に集まっているようです。
今は潮騒も聞こえません。
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