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2011.11.14 Belive the wings
2011年11月10日 13:30 多田海水浴場 20℃

なんだかんだといろいろあって、くさくさした気分。
そのせいか、ここのところ迷走が続いています。
今日も和木まで足を伸ばしたのに、風がイマイチで濁りが強く、
引き返して多田海水浴場に入りました。

アマモ場は、今はあまり動きのない時期です。
海藻が次々新芽を伸ばしているのとは対照的です。
わたしを迷わせる風、
その風の思いがけない恩恵で、
海水浴場にたくさんのツノクラゲが流れ着いていました。

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暖流に暮らす大型のウリクラゲの一種で、
あちこちの沿岸にしばしば迷い込んでいます。
こんなにたくさん入っているのは初めて見ました。

IMG_2896_convert_20111111092622.jpg

この写真だとわかりにくいのですが、
全身に突起が散在しているのが特徴です。
ウリクラゲ類の中では、複雑な身体の構造を持っています。

IMG_2820_convert_20111111092231.jpg

ウリクラゲ類の特徴である、櫛板が虹色にきらめいています。
最近では多くの水族館で、ウリクラゲの展示が行われているようです。
暗い水槽の中で、櫛板の反射が最大限美しく見えるようライトアップされています。
これは本物の、自然光のプリズム。

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今回、ちょっとびっくりしたんですけれど、
これ、同じツノクラゲなんです。
頭の部分?が翼のように開いて、水中を漂っています。
まっすぐ下に伸びているのは、エサを捕獲するための触手です。
左右に広がっている虫の足のような部分は、これとは別に、
普段はコイル状に巻いて内部に収納されているのですが、
このときはゆらゆらたなびいて、方向転換くらいには役立っているようでした。

IMG_2873_convert_20111111092519.jpg

下からのぞくと、ふたつの翼が中央で繋がっているような構造です。

IMG_2848_convert_20111111092323.jpg

近付きすぎると、水流のせいか、
ばたばたと翼をたたんでもとのウリ型に戻ってしまいます。
とても柔らかい身体。
翼が閉じると、やっぱり普通のツノクラゲです。
こんなふうにはばたくとは全く知りませんでした。

ツノクラゲは暖流の生き物ですから、水温が下がれば死んでしまう運命です。
今年は水温がとても高いので、こんなにもいきいきとした、
本来の姿を見せてくれたのかもしれません。

IMG_2866_convert_20111111092410.jpg

それに表層に淡水があるようです。
プランクトンが発生しやすい環境ですから、
たっぷりのご馳走を楽しんでいるところだったのかもしれません。

とても神秘的なクラゲの飛翔。
これでちょっとは、魂の迷走も報われたってことかしら。

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