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2011.11.24 小さな蛇遣い
今日は強い木枯らしが吹いています。
柚子の残りも収穫したし、こういう日は家で過ごすのが一番。
書こうと思いながら、先延ばしにしてきた諸々をまとめて書いています。

ときどきみぞれが降って、空は暗いのですけれど、
外はぼんやりと金色に明るい。
ちょうど今、山一面がその色に染まっているので、
世界がテンの冬毛に包まれているみたい。

2011年11月22日 12:30 加茂湖・樹崎 13.0℃

神様が願いを聞き届けてくれたのか、湖岸で1時間ほど待って、
雲の切れ間に20分ほど日が差しました。
もう13.0℃まで下がっています。
こんなに寒い海に入ったのは初めて。息が止まりそうです。

このところエビを探し回っていたのですが、もう長時間は泳げませんから、
今日はカイウミヒドラに狙いを定めます。
前回は何気なく見かけたのですが、探すとなると案外いないものです。

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泥の下に鮮やかなサーモンピンクがのぞいています。

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やっぱり! 泥の中に隠れていたみたい。

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カイウミヒドラを背負った巻貝です。
シワホラダマシという貝の表面に、クラゲと同じ仲間のヒドロ虫が、
薄い膜のような根を張って共生しているのだとか。

ヒドラはギリシャ神話に登場する巨大な蛇です。
ヒドロ花と呼ばれるポリプの先端の部分が、
9つの頭を持つ蛇の化け物を連想させたようです。

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指先に乗るほど小さな蛇遣い。
優しい珊瑚色をしています。

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よくよく目を凝らすと、小石に紛れてあちこち這い回っていました。
同じくらいの大きさのムシロガイとは、生息環境が似ているようです。
泥の中に身をひそめているところも似ています。

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奥に見えるのは、ゴカイの仲間のフン塚だと思うのですが、
手前のほうに小さな巻貝が身を寄せ合っています。
ゴカイはせっせと泥を食べて、有機物をこし取り、残りの泥を排泄します。
こういう場所では、下層の泥が表層に上がってきて、底質が柔らかくなり、
ごちそうのおこぼれなんかも期待できるかもしれません。

この日は“小雪”でした。大佐渡はもう冬の装い。

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あともう一度だけ。でももう無理かな。
いつもそんな迷いを残しながら、最後の遊泳を終えるのです。

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