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12月31日 12:30 長石浜・国府川河口付近

性懲りもなく長石浜へ出かけてみましたけれど、
ああ、さすがに今日は波が荒すぎます。
貝拾いはあきらめて、漂着物を見て歩きます。
このあたりはアマモの枯葉がかなり打ち上がるはずの場所なのですが、
時期のせいかホンダワラ類の漂着が目立ちます。
これらは流れ藻が吹き寄せられたのではなく、
生育中の若い株のようです。何かの魚の卵が産み付けられていました。

IMG_9069_convert_20101231165928.jpg

いくらか混入しているアマモの中に、葉の大きなオオアマモも見られました。
これが打ち上がっていると、本格的に冬だなあと感じます。

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上がオオアマモで、下はアマモです。
葉の巾は2~3倍はあります。葉が大きいわりに、草丈が短めです。
地下茎が太く、根も丈夫なのが特徴です。
オオアマモは北方系のアマモで、主な生育地は北海道です。
北西風の吹き荒れるこの時期、大佐渡沿岸や素浜を中心に、それなりの数が漂着します。
オオアマモが佐渡沿岸に成育しているかどうかは、判断の難しいところです。
1986年に、二つ亀付近で生育を確認したという報告があります。
2009年に県の水産海洋研究所が行った、大規模な調査では確認されていません。
わたしもこのアマモが生えているところは、見たことがありません。
漂着に関して言えば、11月頃から打ち上がり始め、5月頃まで見かけます。
2月頃には花穂が上がり始めます。
いまのところわたしは、佐渡沿岸には、オオアマモは成育していないと考えています。
6~7月に、強い西風が吹いてかなり時化ることがあるのですが、
夏には決して漂着しません。
おそらく寒流に乗って、はるばる北海道から流されてくるのだと思います。

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心配なのは、このあたりの海岸の波当たりが、
年々強まっているように感じることです。
今日は、冬の佐渡としては、それほどの時化ではありません。
それなのに、塩性草地帯まで波が迫っていて、根元の砂がえぐれています。
沖合いのアマモ場がなくなると、海岸の波当たりが強まり、
砂が流出してしまうことはよく知られています。
わたしはスキューバダイビングをしないので、沖合いのことはよくわかりません。
地元の人たちの昔話や、漂着量などから推察される真野湾のアマモ場の現状は、
必ずしも楽観的なものではないと思われます。
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