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2011年12月31日 16:00 素浜・堂釜 9.9℃

堂釜は素浜の終点です。
ここのところ、強い北西風の日が続いていたので、
漂着物を期待して足を伸ばしました。

素浜の終点は、小木の波蝕台の始点でもあります。
このあたりの海は、沖へいくらも行かないうちに、
すとんと急激に、深く落ち込んだような地形になっていると考えられます。
このため、このあたりの漂着物には、海の断崖絶壁に生育するような、
カイメンやヤギの仲間などが混入していることがあるのです。

残念ながら今回は、期待していたような漂着物は見当たりませんでした。
小石の打ち上がり具合から推察すると、風が弱すぎるようです。
かわりに、素浜ならではの貝が打ち上がっていましたので、
その暮らしぶりを見てみましょう。

IMG_3649_convert_20120107224116.jpg

マツカゼガイは、長石浜などでも拾うことの出来る普通種です。
しかし、生体がどのように生息しているかは、
実際に見たことはありませんでした。

IMG_3635_convert_20120103230155.jpg

こんな感じです。穴がたくさん開いていますが、
左側の穴には何か埋まっていますね。

IMG_3636_convert_20120103230335.jpg

石を割ってみると、二枚貝が穿孔して縦にもぐっています。
マツカゼガイです。

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かなりぴったりした穴ですね。
ここと決めたら、一生動かない覚悟で掘り進むんでしょうね。

IMG_3640_convert_20120103230525.jpg

マツカゼガイは、浅い海の岩を掘って暮らしています。
素浜は、一見、砂浜なのですが、実際に泳いでみると、
露出した泥岩層の上に、砂がのっているような地形です。

IMG_3631_convert_20120103225847.jpg

堂釜まで至ると、泥岩は海面に露出して岩礁になっています。
側面には、抽象画のような、泥の層が見えています。
泥岩は柔らかいので、マツカゼガイにとっては格好のすみかでしょう。
楔を打ち込んだように、無数の穴が開いている岩も見受けられます。

二枚貝といえば、アサリのように砂に潜ったり、
カキのように岩に固着して暮らすと考えがちですが、
岩の内部に棲んでいる貝もあるのですね。
苦労のかいあって、安全性はかなり高そうです。

IMG_3630_convert_20120103230107.jpg

漂着物は、全体的に少なめだったのですが、ハリセンボンがいました。
典型的な死滅回遊で、この時期の時化でよく打ち上がります。

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