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2012.01.21 烏瓜と乙女
寒の内に、手違いのような快晴が続いています。
冬枯れの木のあちこちに、
しまい忘れたクリスマスツリーの飾りみたいな、キカラスウリの果実。

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これ、食べられなくはないです。
確かに甘みはあるんですけれど、苦味が強いです。
熟しすぎたメロンの味を、更に濃厚にしたような感じ。
あまりおすすめはできません。

この果実、食用としてよりも、しもやけの特効薬と聞いています。
わたしは、まあ、1度もなったことはないのですけれど、
子供はよくしもやけになる(らしい)でしょう。
わたしなんかよりずっと可愛くて、かけっこが早くて、ファミコンを持っていて、
『明星』や『りぼん』を読んでいるような同級生の女の子たちが、
市販薬ではなくて、カラスウリを使うなんて、ずるい。
わたしが使うと貧乏人の浅知恵みたいだけど、
彼女たちが使うと、キラキラした魔女の秘薬にはやがわり。
わたしも塗りたいと親にせがんでは、
しもやけなんかないだろうと叱られていました。

父ちゃん、母ちゃん、
丈夫に生んでくれてありがとう。
だけど冬空にカラスウリを見上げるたび、
木苺みたいな足の指先に、カラスウリをすり込んで過ごす少女の日があったなら、
わたしにももっと別の魔法がかかったんじゃないかしら。
そんなふうに考えてしまうときもあるのです。

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余談ですが、佐渡でよく見られるのは黄色いキカラスウリです。
赤い果実のカラスウリは、佐渡ではまず見かけないのですが、
島外では優勢なのだとか。
実家の周囲には、父が島外から持ち帰ったカラスウリが繁茂しています。
キカラスウリの半分くらいの小ぶりの果実です。

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