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七十二候の款冬華(かんとうはなさく)に入りました。
款冬はフキのことだそうです。「ふきのはなさく」とも読むようです。

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子供の時分には「ふきんじい」と呼んでいました。
幼心に、あの強烈な苦味が苦手だったのですけれど、
春早く採ってくると母が喜ぶので、
ただ喜ばせたい一心で、雪の残る野辺を駆け回ったものでした。

あちこち探し回るうち、田のくろや用水路のへり、
水の染み出している傾斜地なんかを好むらしいことに気付きました。
特に流水の近くは真冬も凍らず、
正月には大きく膨らんだふきんじいを収穫することが出来るのです。

たくさんあっても食べようのないものですけれど、
待ちわびる春の、ほろ苦い風味を、ほんの少し。
季節は先取りが粋と考える日本人の心は、
春を待つ百姓たちの、
切実な願いをも汲み取っているのではないでしょうか。

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