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1月2日 14:00 長石浜・国府川河口付近

雪は多いけれど暖かい日が続いています。
山は小雪がちらついていました。下界は今日も雨です。
風が収まったので、ここのところ日参している長石浜に、
やっぱり来てしまいました。
空は暗く、強い雨が降っているのに、
岸近くの海は明るい翡翠(ひすい)色をしています。
荒波がたくさんの空気を巻き込む冬、佐渡の海はこういう色になります。
海中の酸素は、海藻や植物プランクトンによって生成されるのですが、
日照時間の限られる冬、このようにして溶け込む空気も、
重要な供給源になっていると考えられています。

雨に降られながらでしたが、来ただけの甲斐はあって、
今日も新しい発見がありました。
知らないことが多いので、いつ来ても新鮮な喜びがあります。

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これ、ナミベリハスノハカシパンによく似てますけれど、
ヨツアナカシパンだと思います。
ナミベリハスノハカシパンとヨツアナカシパンは、分類上、科が異なります。
ハスノハカシパン科とカシパン科です。
「寒いので寄り添って寝ているポチ(イヌ科)とタマ(ネコ科)」
くらいには遠いということです。
こちらはへりが波打っていないのと、
花びら模様の先端が閉じているので見分けます。
うまく説明できないのですが、実際にさわってみると、厚みの感じも違います。
生体は、優しい感じの桃色でした。
これは見たことがあるのです。
二見元村で見ました。本当に素晴らしい生き物でした。
二見についてはまた後日。書き始めると枚挙にいとまがなくなってしまいます。

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これはコブシガニの一種で、ヒラコブシかと思います。
より深い海を好むヒラテコブシかもしれません。
腕が長いのが特徴だと思いますが、
肝心のハサミが欠落しているので決定的な同定は難しいです。
ツノナガコブシガニとは同じ仲間です。砂浜や干潟のカニです。
みんな一円玉くらいの小さなカニだけど、いろいろ種類があって楽しそう。

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完全形のオキナガイも打ちあがっていました。
生体が打ち上がったもののようです。体は初めて見ました。
殻は薄いのですが、柔らかいというか、プラスチックのような柔軟性があります。
片側が少し反っていて、こちらは完全には閉じません。
こういう形状の貝に特有の、厚い鞘に包まれた水管でした。

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マテガイは、真野湾岸は多いはずなのですが、今日はあまり目立ちませんでした。
二十歳くらいの若者たちと貝拾いをしたことがあるのですが、
これ、最初貝だとわからなかったようで、こちらがびっくりしました。
今日は、このところの雨続きのせいか、
川から流れ込んだヨシの枯れ枝なんかが大量に漂着していて、
そういうときには、確かに見分けるのは難しいと思います。

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イシマキガイは、12月29日に初めて見たのですが、今回も漂着していました。
この仲間は河口域~淡水に分布し、
川の中流くらいまで、じわじわ歩いて登っていくのだとか。
殻の頂上部が欠けるのは、淡水貝ではよく見られる現象のようですが、
これは表面におびただしい侵食の形跡があります。
ツメタガイなどに狙われたのでしょう。
殻が厚いのが幸いしたのか、よく生き延びたものです。

あてもなく、貝を拾い集めて歩くのは楽しいのですが、
肝心なことは、同定してデータ化することだと思います。
わかっているけれど、これが本当に苦手。
週末から気温が下がりそうなので、ちょっとずつ手をつけようかな。。。
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