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What's your favourite food ?

英語を習いたての中学生の頃、そのように尋ねられることがあると、
ひねた子供でしたから、わたしは次のように答えたものです。

My favourite food is shark-meat.

いまでもサメはわたしの大好物です。
12月ごろから出回っていますが、
寒さがいや増す1~2月のものが特においしいのです。

独特の臭みが嫌われるようですが、
味噌なんかに漬け込んでしまえば、問題なし。
そのひと手間さえ面倒なのか、口の肥えた佐渡人にとっては、
必ずしも身近な魚ではないようです。
サメが売っているかどうかは、その店の鮮魚担当の知識にもよるでしょうけど、
畑野、金井、新穂などの、海のない内陸の地域では、冬は欠かさず並んでいます。
一方、海に近い地域ではまず見ません。
漁師に言わせると、サメは『猫またぎ(猫も食べない)』の部類に入るようです。

さすがにサメが1本もので出ていることはなく、
皮をはいだ切り身の状態になっています。
国仲では格別に安い魚ではありません。
普通の魚肉とは違う、透明感のない白色で、むっちりとした肉質です。

わたしが育った家は、海から遠い山の百姓でしたので、
『サメぬた』と呼ばれる奇食(とわたしには思われる)を好んでいました。
祖父や父の大好物でしたが、もっと山のほうから嫁いできた祖母も、
下界から上がってきた母も、この家に入るまで知らなかったといいますから、
かなりかわった食べ方なんじゃないかしら。
生のサメを小さく切って、ねぎと一緒に酢味噌に漬けたもので、
酢を強めに利かせて、1日くらい寝かせてから、少しずつ塩辛のように食べます。

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一般的に佐渡人に好まれているのは味噌漬けです。
肉が締まって臭みも抜け、鶏ささみのような食感になります。
ずっと以前、ウシガエルを食べたのだったか、
食べる寸前のところでやめたのだったか忘れましたけど、
カエルの肉が最も感じが近いです。

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味噌か酒粕で、1晩以上漬け込みます。
3日くらいで食べきるか、それ以降になるときは、
一旦味噌や粕を落としてしまったほうがいいかもしれません。

大家さんが佐渡に越してきた最初の冬、
サメの味噌漬けを手土産にしたことがあったのですが、
そのとき七輪で焼いたサメのおいしかったこと!
一生の思い出になりました。

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こちらは粕漬けのサメ。肉の白さが引き立ちます。
柚子胡椒を添えたら、柄にもなくお酒が欲しくなってしまいました。

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