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暦の上ではとっくに春ですけれど、
心のうちでは、今日はまだ最後の冬の一日。

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今年はうるう年ですから、1日だけ、得した気分。
ありがとう、美しい冬。
相変わらずの、ままならぬ、その日暮しの毎日でしょうけれど、
明日からは、春を迎える心で、春のことだけを考えて生きよう。

そして今日だけは、冬を想い、冬を慕って、
別れ行く季節を、せいいっぱい惜しんで送ろう。

浅はかな科学至上主義者のわたしは、
ただうつろう、という自然の摂理だけが、
千年前も千年後もゆるがぬ真実と思ってきましたけれど、
その無常に翻弄される人の心もまた、
時の隔て、身分の隔て、男女の隔てを超えたひと続きのところにあって、
その不確かなものこそが、
“日本”と呼ばれるものの髄液ではないかとさえ、思われるのは不思議です。

   ただ過ぎに過ぐるもの 帆かけたる船。人の齢。春、夏、秋、冬。

                                   『枕草子』


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