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2012年 3月23日 12:30 加茂湖・樹崎 6.8℃

冬の間、大雪で周遊線が使えずに、
少々時期を逸してしまったのですけれど、
アマモの実生苗を探してみましょう。

アマモの発芽時期は厳冬のころで、加茂湖では12月には、
発芽したばかりの苗が漂流していることが多いのです。
波が立たず、湖底が安定しているので、発芽率はかなり高いと思われます。
50cmほどの水深の浅瀬には多くの実生苗が発生しています。

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かなり生長して、すでに3枚ほど葉が展開している株も見受けられます。
もう間もなく地下茎が伸びて、新しいシュートを立ち上げるでしょう。

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このあたりは、カワツルモ群落を見ることの出来る貴重な環境なのですが、
群落は後退して、沿岸部にはほとんど見当たりません。
冬株はまだ小さく、枝の伸び上がりが弱いようです。

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本来ならこの時期、ぐんぐん伸び始めたカワツルモの体上に、
雪解け水で大量発生したケイ藻が、びっしり付着しているのですが、
肝心のカワツルモがないので、ケイ藻は海底に沈んでいます。

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風波で寄せられてきたのは、
満開の梅の花みたいなベニクダウミヒドラ。
アマモの葉っぱがちょうど小枝がわり。

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かなり大きな株になっています。移動性の高い魚類などは、
一時的に姿を消してしまうくらい、ずっと寒い状態が続いていた加茂湖にも、
こんなにいきいきと花を咲かせる生き物が残っていたのです。

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ヒドロ花と呼ばれるこの先端部分は、
クラゲを逆さにしてくっつけたような器官なのですが、
花弁を持った本物の花のように優雅です。
淡い桜色も素晴らしい。

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株元に、新しい蕾のような小さい枝がたくさん生えています。
これから成長する若い株かもしれません。

ヒドロ虫は、ケイ藻などのプランクトンを捕食していると考えられます。
人間にとってはしびれるような冷たい水ですけれど、
エサが豊富で、ウミヒドラは喜んでいるんじゃないかしら。
ベニクダウミヒドラは、加茂湖では、5月ころまでよく見かけます。

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枝の根元はアマモの葉にしっかり固着しています。
それがツタや海藻みたいに、ふわっと絡んでいる感じでなくて、
ビタっと意思を持ってしがみついているところが、
やっぱり動物なんだと妙に感心してしまいます。

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