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恐ろしい春の嵐が列島を縦断してゆきました。
佐渡も例外ではありません。
特に小木半島は、猛烈な高波に襲われたようです。

街場から沢崎までは、風の被害だけかと思われたのですが、
岬をかわした途端、海は表情を一変させました。
段丘の下に、へばりつくようにして残る白木の数件は、
津波に飲まれたかのような惨状を呈しておりました。

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わたしが訪ねたときには、すでに海は海の位置へ帰っていましたが、
前夜には、波はテトラポッドを押し上げ、道の反対側の崖を削り、
建てたばかりの木造の作業小屋を、見るも無残に打ち砕きました。
幸い、住居はコンクリ造りで、被害をまぬがれたようです。

このあたりの家の多くが、味気ないコンクリ製なのは、
火事の際の類焼を防ぐためと聞いておりましたが、
今回のような場合にも、効力を発揮するのでしょう。
本当に、死人が出てもおかしくないくらいの荒れようで、
波に隔絶され、眠れぬ不安な夜を過ごされたことと思います。

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ここは、人間の住むとこじゃあ、ねえわさ。
潮騒に包まれ、古老のつぶやきが耳によみがえりました。

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夜には風はおさまり、驚いたことに、雪が降り始めました。
直径1cmもありそうな、大きな大きなぼた雪が、
嵐が去ったあとの、静まり返った暗い夜空から、しんしんと降りしきっています。
まだ暖かい12月ごろ、こういう雪が降るものですけれど、
4月になってこれだけまとまった雪が降るのは、
さすがに珍しいんじゃないかしら。

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下界は雨だったのかもしれませんけど、山では15cmくらい積もりました。
時々、風もないのに空が光って、
雷が近付いたり、遠くなったりしていました。
このような春の雷は、「虫起こしの雷」などとも呼ばれるようです。
春の嵐は、様々な置き土産を残しましたけど、
同時に冬の残り香も一掃してゆきました。

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