上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
何の根拠もないので、あくまでも感覚的なものですけれど、
わたしは、端的に言って、
佐渡の川には、汽水域と渓流しかない、と思っています。
国仲を流れる国府川は汽水域であり、それ以外はおおむね渓流です。

国府川ですら、2級河川ですから、
本土の大河の圧倒的な景観とは、比ぶべくもないのですが、
せせらぎと呼ぶにふさわしい、生活の身近にある渓流は、
四季折々に喜びを与えてくれるものです。

IMG_0398_convert_20120423153814.jpg

家の近くは、水源に近い感じの小川なのですが、少し下ると、
こんな滑床がところどころにあって、夏の川涼みは最高の贅沢。
今は、雪解け水の恩恵を受けて、
春の妖精、スプリング・エフェメラルが川べりを彩っています。

IMG_0404_convert_20120423161021.jpg

キクザキイチゲはその代表格。実はアネモネと同じ仲間です。
言われれば、なんとなく雰囲気が似てるでしょ。
キクザキイチゲに限らず、佐渡は山野草は白花系が多いと言われています。

IMG_0403_convert_20120423155003.jpg

キクザキイチゲは、小佐渡では白花系が優勢で、
大佐渡では比較的、青花が見られるようです。
小佐渡も奥山では青花が見られます。

IMG_0402_convert_20120423154006.jpg

つかの間の、春の夢を見せるモーブです。
ユキワリソウやキクザキイチゲが春の一番乗り。
少し遅れてショウジョウバカマも咲きそろいました。

IMG_0405_convert_20120423161959.jpg

ニリンソウは、おくてです。
春の山菜として知られ、しばしば、
トリカブトが取り違えられて、死亡事故が起きるようです。

IMG_0407_convert_20120423163249.jpg

ニリンソウは、花が咲いてから摘むよう教えられて育ちました。
花はすぐに上がりますから、採り遅れることはありません。
もっとも、わたしはニリンソウは食べたことがないんです。
佐渡ではほとんど食べられてないんじゃないかしら。
花が見えるまで待っていたら、あまりにも可憐で食べられなくなってしまいます。

ウスバサイシンやカタバミも咲き始めています。
ここまで来ると、早春の妖精という感じは薄れて、
早くも山は夏を待つ気配。

佐渡人はえり好みをするので、越後人に比べて、
圧倒的に山菜を食べないと言われています。
Iターンの方が、トリアシショウマを絶賛してましたけど、
1人分集めるのに、かなりの株を犠牲にしなければなりません。
それよりは、夏の花を見ている方が、心が満腹になるように感じるのは、
わがままかしら。

IMG_0311_convert_20120423153458.jpg

春の山菜では、アクの少ないアマドコロが重宝します。
実家では、父が好みにうるさいので、
よく伸びた茎だけをゆでて、アスパラガスのように食べていました。
ひとたびこれを知ったなら、濃厚で、ほろにがさもあって、
アスパラガスがつまらない食べ物のように感じてしまいます。

IMG_0408_convert_20120423163636.jpg

ただ、この方法だと、捨てる部分が多くてもったいないのが難点です。
わたし一人の時には、少し短めの、筆のような姿のものを選んで、葉もほうも、
みんな取らずに、ザクザク切って、玉ねぎと、よく熟成させた塩豚と一緒に炒めます。

IMG_0409_convert_20120423163924.jpg

ある日の昼食。
市販のスープを、からし菜をさわした汁で割った辛子菜味噌ラーメンに、
アマドコロの塩豚炒め。
コゴメのゴマドレッシング和えには、甘い梅干がよく合います。
ちょっと食べすぎたかしら。

いっせいに伸び上がるアマドコロは、すぐに葉が開いてしまって、
食用に出来る期間はとても短いものです。
山菜は、なんでもそうですけど、採り置きするとアクが強くなるので、
必要な分だけを収穫して、すぐに火を通しておくひと手間が肝要です。

スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://hirukonoama.blog129.fc2.com/tb.php/298-f2bdb573
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。