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2012年 4月25日 13:00 加茂湖・樹崎神社 16.9℃

4ヶ月半ぶりの加茂湖です。
この時期、むっとするくらい暖かな日和で、
泳げそうだね! と声を掛け合っているのを、時々耳にしますけど、
実際には、海はまだとても冷たいのです。
13℃くらいのところが多いのですが、樹崎神社の周囲は浅瀬なので、
他よりは水温が高く、このくらいあると、ほっと肩の力が抜ける感じ。

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湖底は小石交じりの平坦な泥の底質で、黄土色のケイ藻が降り積もっています。
しん、と静まり返っていて、生き物の気配はありません。
今、加茂湖は非常に濁りが強いです。透明度は1mくらい。

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夏には草原になっているコアマモは、ほとんど見当たりません。
残っているものもまばらです。
1年目の実生苗が、夏までに群落を形成できるとは考えにくいので、
地上部だけが枯れて、地下茎は残っているのだろうと思うのですが、
いずれきちんと観察してみる必要がありそうです。

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エビ穴はところどころに開いているのですが、ハゼの姿は見当たりません。
冬に比べると穴の数も少ないように感じます。
濁りが強くてはっきり確認できません。

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時々見かける砂山は、ゴカイの仲間の排泄孔ではないかと思います。
真ん中の穴から、食べかすの砂を排出しているのです。

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波に流されたヨコエビを何匹か見かけました。
この時期、小石の上に繁茂している褐藻から、はがれたものかもしれません。

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ぱらぱらと落ちているホソウミニナは、少し砂にめり込んでいて、
移動した形跡も見当たりません。でも、ちゃんと生きているのです。
ようやく水温が上がり始めたばかりで、まだ動きが鈍いのかもしれません。
いくつか拾い上げてみましたが、ウミニナは見られず、ほとんどがホソウミニナでした。

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真ん中よりやや左より、小石じゃなくて、生き物です。
コツブムシの一種だと思います。
こごめの入りの生き物調査で網に入ったことがあったのですが、
こんなふうに、ふつうに海底を這いまわっているのですね。

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裏側を見るとよくわかるのですが、コツブムシは、
大きな意味では、庭にいるワラジムシの仲間(ワラジムシ目)です。
磯で徒党を組んでいるフナムシも一緒です。

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あ! 2つ並んだこの不思議な穴、多田なんかで時々見かけます。
加茂湖では始めて気付いたんですけど、改めて見渡してみると、
あっちにも、こっちにも。

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よく見ると、どの穴も、一方が大きく、他方が少し小さい。
内側には模様があって、トゲのような縁取りが、ぐるりと周囲を取り巻いています。
これ、二枚貝の水管だと思うんですけど、多田では、
掘っても掘っても周囲の砂が崩れてきて、1度も正体を明かしたことがありません。
樹崎は泥が硬く締まっていて、水深も浅いので、一念発起して一気に掘り起こします。

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黒い泥がもうもうと舞い上がって視界をふさぎ、
これだ! という手ごたえもなかったのですが、アサリが何個か出てきました。
売っているものよりは大きめですけど、あんなに水管を広げられるとは考えにくいなあ。
なんだかちょっと釈然としない結果です。

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泥を掘ったら、たくさんのアラムシロガイが現れました。
泥の中に潜んでいたのでしょう。まだ、やっぱり少し寒いのかな。
ちょっと掘り起こしただけでこの数です。
全体ではどのくらいのアラムシロが生息しているのか、想像もつきません。
こんなにたくさんの掃除屋さんを雇っているとは、ずいぶん景気が良さそう。

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