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2012.05.02 Angel's wings
2012年 4月20日 12:00 素浜・亀脇

素浜は一見、砂浜に見えます。
実際、佐渡では最も広大な砂浜地帯なのですが、
海底のあちこちには泥岩の層が露出していて、予想以上に岩場の雰囲気があります。

泥岩はもろく、軟らかいので、
穴を掘って岩の中で生活するタイプの二枚貝にとっては、格好の環境です。
そのような貝の穴は、普段は海藻の陰に隠れていて、容易には目に付かないものですけど、
岩盤が割れでもしたのか、カモメガイがのぞいていました。

IMG_0180_convert_20120502051335.jpg

生体かと期待しましたが、残念ながら殻でした。
どんなに硬い殻質かと思いきや、比較的もろいもので、
これまでビーチコーミングでは拾えなかったのも納得です。
注意して引き抜きましたが、片側は破損してしまいました。

IMG_1159_convert_20120506223500.jpg

個性的な形状をしていますね。
向かって左のやすりのような刻みのある側が、岩の奥に入っていた方で、
貝殻の前方として扱われます。後方よりもこちら側が強く膨れています。

カモメガイというネーミングは、二枚合わせると、カモメの胴体に似ているからでしょうか。
前方の刻みが広げた羽のようにも見えます。
カモメガイの仲間は、世界的に鳥の羽にちなむ命名が多く、
北米産のものには、テンシノツバサの名が与えられています。
前方が詰まり、後方が長く伸びるので、二枚を向かい合わせて並べると、
確かに天使の翼に見えてくるから不思議です。

IMG_1164_convert_20120506223646.jpg

2枚の貝がくっついている部分を、殻頂と呼んでいます。
その内面に、小さな棒状突起が見られるのも、際立った特徴のひとつです。

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