上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
じめっとした、薄暗い木立の道の傍らに、今時分、
もしかしたらこんな可憐な花が咲いているかも。

IMG_1147_convert_20120511004110.jpg

木漏れ日が落とした光の水玉模様みたい。
クルマバソウです。西洋ではウッドラフと呼ばれ、ハーブとして扱われます。
白い花はほのかに甘く、全草は瑞々しい青草の匂い。

IMG_1153_convert_20120511004245.jpg

越後には希産と言われておりますけど、
佐渡では、日向や乾燥地でなければ、どこにでも生えている雑草です。
たっぷり摘んでザルに広げて乾かすと、その日の夜から、
部屋中が、うっとりするような芳香に満たされます。

クルマバソウは、クマリンを秘めているのです。桜餅の香りの主成分です。
この芳香が、虫除けや、ワインなどの香り付けに利用されるのだとか。
完全に乾き切ったあとよりも、やや半乾きくらいのほうが、
香りが強いように感じられました。
捨てられずに溜まる一方の、お気に入りの端切れで、小さな小さな巾着を縫い、
虫除けに効く他のハーブと一緒に詰めて、衣装箪笥に入れておくつもり。

同じクマリンを持つ植物でも、サクラと、アンニンゴと、クルマバソウでは、
ずいぶん違った雰囲気の香りなのです。
クマリンは、なんと、軽油にも添付されています。
そういえば、軽油の匂いが好き、ってひと、たまにいますものね。

同じはずなのに、どうしてこんなにも違っているのでしょう。
それはつまり、主成分ではなく、その他の微量成分が、
それぞれの個性を決めている、ということだと思います。
これって、人間の個性とか、長所短所とか、
そういう場合にも、言えることなんじゃないかしら。

スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://hirukonoama.blog129.fc2.com/tb.php/328-086bc36d
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。