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夢のように美しい海、と言ったら、皆さんはどんな海を思い浮かべますか。

貝殻で敷き詰められた白い砂浜。
はるか水平線にスコールの気配を宿しているまばゆい青空。
その彼方から静かに寄せているコバルトブルーのさざなみ。
珊瑚の森を漂う極彩色の熱帯魚たち・・・。

多くのひとは、そういう海を思い浮かべるのではないかと思います。
せめてハゼやさまざまなカニたちの這い回る、
干潟の泥の海を思い浮かべてくれたひとはあったでしょうか。
もっと言えば、それはわたしたちのごく身近にある、
佐渡の磯ではいけなかったのでしょうか。

佐渡にはもはや、魂に語りかけてくるような、豊かな手付かずの自然はない、
などというようなことを言いたいのではありません。
いま、こうして何気なく書いている「美しい海」とか「豊かな自然」というものを、
一体どういう基準で判断すべきなのか、知らず知らずのうちに、
偏った価値観で世界を見てはいないか、
不安になるときがあるのです。

こんにち、テレビやネットの世界には、「キレイな海」の情報が溢れています。
多くのひとがその情報によって、「キレイな海」とはこうあるべき、
という紋切り型の価値観を、無意識のうちに刷り込まれてはいないでしょうか。
環境教育などということが、盛んに言われていますが、
もし小学生に、「佐渡に棲んでいる鳥の名前を挙げてください」と尋ねたとき、
真っ先に「トキ」の名前が挙がるとしたら、
それは非常に憂うべきことだとわたしは思うのです。
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