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2012.05.30 花笠の乙女
2012年 5月21日 13:30 多田海水浴場

4月の下旬に入ったときには、濁りが強く、
かろうじて花穂が伸びているのが確認できる程度だったのですけれど、
ぐんぐん透明度が上がって、本来の明るさを取り戻しています。

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群落の外縁部に勢いがあり、生殖枝が多く上がっています。
新しい地下茎は外側に向かって伸び、群落を広げようとするでしょうから、
内部よりも外縁のほうが、若いのだろうと思います。

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春先に襲来した暴風の爪あとが、ここにもありました。
アマモ場の根元がかなりえぐられています。
テトラポッドにさえぎられた、穏やかな海水浴場で、
これだけの砂を持ち去るほどの荒波とは、どのようなものだったのでしょう。
その波に負けず、しっかりと砂を固定しているアマモの強靭さに驚かされます。

普通、水草の根は、体を固定するだけの役割しかなく、
陸上植物に比べると貧相なものである、
と考えられているのですが、アマモのそれは、
かなりの密度で張り巡らされていることがわかります。

また、淡水性の水草には、根がなく、枝を切り取っただけの状態でも、
生きながらえ、繁茂するものがありますが、
カワツルモ以外の海草は、シュートだけで繁殖することは出来ません。
もっとも、海草のシュートは、内部に蓄えた大量の空気のせいで、
ぷっかりと水面に浮いてしまうのですけれど。

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枯葉の上に大量の巨大なアメフラシが這い回っています。
海藻も混ざっていますから、そちらを選んで食べているのでしょうか。
アマモは海藻に比べると、とても硬い食べ物なので、
分解できる生物は多くないと思います。
実際、海草は、住みかや産卵場としては活用されますが、
食害はほとんど受けません。

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砂の上にばらまいたトゲのような稚魚たち。
この時期、小さな生まれたての稚魚の群れを、
ガラモ場やアマモ場を中心に多く見かけます。

あ、ハナガサクラゲ。

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このクラゲに会えたらとってもラッキー。
日本沿岸に産するクラゲの中では、最も美しいと言われているクラゲです。

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元気な個体で、さかんに傘を開閉させながら泳いでいました。

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このクラゲ、傘の縁だけでなく、表面にも触手があるのが特徴です。
蛍光ピンクと蛍光イエローの派手な色合わせ。
刺胞毒は強めと言われていますから、決して素手で触ってはいけません。

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海の中には、こんな夢見るようなピンクが、案外多く見られるのです。
そういえば、海って、女性名詞でしたっけ。

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