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2012年 6月 3日 13:30 二見元村 19.7℃

ガラモ場の崩壊が進んでいます。

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あらわになった茎は、強靭な白い骨のようです。
この屋台骨が、うっそうと茂る海の森を支えていました。
大量の枯れ草の処分は、梅雨の時化が持ち去るのを待たねばなりません。

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かろうじて立っている藻の表面にも、びっしりとケイ藻が付着して、
往時の輝きは、見る影もありません。

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対照的に、開花期を迎えているアマモは、
初夏の日を浴びてキラキラと輝いて見えます。

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ひと足早く開花していたスゲアマモは、結実期に入り、
生長が止まったように、ケイ藻に覆われ始めています。

ノトウミヒルモはやはり見当たりません。
水温も上がり、生育に適した環境は整っていると思います。
もしかしたら、見落としているのかも。

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浅瀬のサンゴ藻の上に、クモの巣をかけたように網を張っているのは、
まさか海のクモではありますまい。
オオヘビガイなどは、このような粘性の糸をたなびかせ、その糸を回収して、
付着したプランクトンなどを食べることが知られています。
これは随分と派手に張り巡らせてありますね。
オオヘビガイではなさそうですけど、一体どなたのお食事処かしら。

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水風船の中に、ホコリが一杯詰まったようになっているのは、
ゴカイ類の卵嚢でしょう。
密生したサンゴ藻の陰にも、よくよく探せば、
ゴカイ類の棲管などが潜んでいるものです。
微細なホコリはひとつひとつが卵です。
こんなに生んでも、無事に生き残るものはごくわずかと言われています。
宇宙は風船のように膨張している、と考えられているそうですけど
神様から見たらこんな感じかしら。
ほとんど多くの星くずたちは、生まれた甲斐もなく、
無駄死するみたいに見えるのかしら。

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あ、やっぱり今日もいました。
前回見たものよりずっと大型です。

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よく見ると、表面に無数の白い斑点が散りばめられています。
まるで夜空にきらめく星屑みたい。
ひらひらしたヘリのほうに、裏面の深紅が透けて、オリオン座の大星雲みたい。
平べったい小さな背中に、
広大な銀河の始まりを背負っています。

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