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2012年 7月 3日 13:00 多田海水浴場 20.7℃

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梅雨らしい、ぱっとしない曇り空ですが、波はなく穏やかな海です。
バイの卵は、昨日から大きな変化はありません。
多少、黄色いものが増えたかな、というくらいです。

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産卵中の岩のバイの数もほとんど変わりません。
ところで、これらの岩のまわりの波紋に注目してみると、どの岩でも、
波当たりの強い外側を避けて、
岸側の岩陰に産卵が行われているのがわかります。

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昨年の莚場での産卵は、水深2m付近で行われたため、
さほど強い波当たりはなく、岩の表面全体に卵嚢が産み付けられていました。
わずか0.5mほどの水深しかない多田海水浴場の産卵場では、
バイたちは潮のうねりを避けて、特定の面にだけに産卵を行っているようです。

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アマモ群落の上方を泳いでいくと、中央付近に向かって、
どんどんミズクラゲの数が増えていきます。

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薄暗い彼方に、ミズクラゲの小銀河が浮かび上がりました。
普段ミズクラゲは、潮の流れに流されるままに暮らしていますが、
これは、交接のために、自分たちの意思で集まっている『集群現象』だろうと思います。
以前加茂湖でもみたことがあります。

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潮流によって、ひとところにある程度の数が吹き集められたうえに、
クラゲの遊泳能力を邪魔しないほど波が穏やかである、
というような条件が重なるときに起きるようです。

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それにしてもすごい数!!
中心は、向こう側が見えないくらい大量のミズクラゲで込み合っています。
驚いたことに、小銀河は2つ出来ていました。
バイたちの大産卵の傍らで、もうひとつの物語が繰り広げられていたのです。
クラゲは眼の良い生き物として知られますが、集群のさいには、
ミズクラゲは音を使って連絡を取り合っているのではないか、とも考えられています。

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ミズクラゲに、数匹のアカクラゲが混ざり込んでいました。
これはいつものことなのですが、今日は、
お椀の周りや触手の間に、小魚が群れ泳いでいます。

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カサだけになって命からがら、といったような個体には見受けられず、
小さくても触手が長く伸びた、元気そうなアカクラゲにまとわりついていました。
か弱い小魚にとって、クラゲの触手の間は、天敵から身を守る、素晴らしい移動式シェルターです。
それに、どうやら、クラゲの生殖腺のあたりをかじって、食料にもしているらしいのです。
なかなかちゃっかりしていますね。

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ツノクラゲのいかだにも、小さな住人が隠れていました。
ツノクラゲは、クシ板と呼ばれる毛を虹色にをきらめかせながら泳ぐ、
毒のない柔らかいクシクラゲの1種です。
クラゲには、様々な節足動物などが寄生することが知られていますが、
実際に見たのは初めてです。

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これはエビのようですね。
白くて、所々に赤が散りばめられていて、ガラス細工みたい。
ちっちゃい!
流されないように、ツノクラゲの翼の内側に、必死にしがみついていました。

今日は、とても素敵な出会いがありました。
山越えの道を車で走っていると、前方を、キジの親子が横切ったのです。
まるでカルガモの親子のように、ゆっくりと歩く母親の後ろを、
数羽の小さなヒナが、よちよちと懸命に追いかけて行きました。
突然のことでカメラが手元になく、写真をお見せできなくて、ごめんなさい。

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