上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012年 6月25日 14:30 長浜・人面岩 20.8℃

海の桃源郷である、龍宮にまつわる名称は、
しばしば海生生物の名称に使われますが、
特に珍しいもの、美しいものにあてられることが多いようです。

アマモが、『リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ』と呼ばれたのも、
海中に広がるアマモ原の美しさに、
敬意を表してのことだったのではないでしょうか。
深海魚のリュウグウノツカイも有名ですね。
残念ながら、わたしは見たことはありません。
雰囲気としては、サケガシラに近いのでしょう。

ほかには、こんな生き物も。

IMG_2879_convert_20120731080931.jpg

オトヒメゴカイです。
ゴカイなのに乙姫?と首を傾げたくなるかもしれませんけど、
なるほど、薄そうな肉色の皮膚が、動きにあわせて虹色に輝く様は幻想的です。

IMG_2881_convert_20120731081103.jpg


この色味、言いにくいんですけど、ミミズによく似ています。
太くて大きなミミズの中には、皮膚に緑がかった光沢を帯びているものが、いますよね。
寸胴なミミズに、短い脚を付けたみたいな生き物。
脚の付け根に生えている長い触手をうねうねと動かして、素早く、力強く前進します。
この乙姫様を愛するには、古代人の純粋さが必要かも。

6月末の長浜は、夏枯れへ向かう最終局面、といった風情。
雨が降ったり照ったりで、プランクトンの発生にも好条件がそろい、
透明度はぐんと落ちています。

IMG_2860_convert_20120731082318.jpg

大きな岩の下部や、オーバーハングになっている背面などは、
日光があまり当たらないので、海藻はほとんど生えません。
それで更地になっていることも多いのですが、
長浜沿岸では、様々な動物の住みかになっている場合が多いようです。

IMG_2866_convert_20120731080658.jpg

オオヘビガイの殻の中に、身をひそめているのはナベカ。
真ん中あたり、白のアイシャドーでくま取りされた個性的な目がのぞいています。

IMG_2871_convert_20120731080806.jpg

キノコのカワラタケのように、岩陰に、
何枚も重なって生えている、鮮やかな朱色の生き物は何者でしょう。
コケムシの群体かと思いますが、普通の図鑑には、多くの種類は載せられていません。
そういう忘れられた生き物たちの龍宮は、すぐ足元にあるのです。

スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://hirukonoama.blog129.fc2.com/tb.php/396-4180cc9f
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。