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2011.02.20 REALIZE, NOT KNOW
今日、マスメディアやインターネットの普及によって、子供から大人まで、
膨大な量の情報を、いつでも簡単に手に入れることができます。
わたしが子供のころは、今ほど無尽蔵に娯楽番組はありませんでしたから、
ろくにテレビも見ませんでした。学校の先生は絶対的な存在で、
実際、素晴らしい教育者はたくさんいらっしゃったと思います。
幼いわたしにとって、彼らはこの世界の神秘を伝える唯一の伝道者であり、
無限のひろがりをもった図書館のように見えていました。
今、子供たちは大人が完全無欠な存在ではないことを知っています。
誰でもいずれは理解することでしょうが、ごく幼いうちから、
すでに情報として知っているのです。
現代っ子たちは実に多くのことを知って(know)います。
しかし、実感として理解している(realize)ことは、
かえって少なくなっているのではないでしょうか。
これは子供だけでなく、大人にも言えることです。
知っているだけなのに、理解していると思い込んでしまうことは、おそろしいことです。
このことは、いつも自分自身への戒めにしたいと思っています。

『環境教育』について、わたしなりに考えていることはこうです。
すべての子供が、すべての魚や貝の名前を知る必要はない。
自然界の物質の循環や、生物多様性について、理論的に説明できる必要はない。
彼らがいつか親になったときに、わが子を海へ連れ出して、
それらが確かに生きているのだということを伝えられたなら、
それで十分だと思うのです。
わたしの両親が、かつてわたしにしてくれたのは、ただそのことだけでした。
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