上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012年 7月29日 14:00 豊岡 26.1℃

IMG_4135_convert_20120816220146.jpg

今日はヤギはあまり開いていません。
こういう姿を見ると、本当に粘土で作ったオブジェみたい。
ケヤリムシの大きさを見ていただければおわかりのように、
これは比較的小さなヤギの群生です。
中にはもっと、ずっと大きなものも。

IMG_4180_convert_20120819215746.jpg

古代のエジプトの王様が、お昼寝のとき、半裸の侍女に、
パピルスの大きな扇であおがせているような絵がありますよね。
あの扇ぐらいの大きさかしら。
ゴッホの油絵みたいな黄色をしてますけど、ポリプは硬く閉じています。
燃え盛る情念の花が咲いたら、どんなに感動的でしょう。

IMG_4141_convert_20120819215000.jpg

岩の表面のよく陽の当たる部分は、
白っぽいサンゴ藻と舞い上がった砂が覆っています。
ムツサンゴもまばらです。

IMG_4101_convert_20120819224314.jpgIMG_4102_convert_20120819224428.jpg

でも、裾野の、オーバーハングになっている面は、
ムツサンゴや、ヤギ、カイメン、ホヤなどの、
無脊椎動物たちの原色であふれています。
ヤギも、強いオーバーハングで暗い場所を好むようです。

IMG_4163_convert_20120819215638.jpg

その薄暗い天井裏の岩の隙間に、
蛍光グリーンの枝先をゆらめかせる、黒いウミシダが隠れていました。
ニッポンウミシダでしょうか。
分布は潮間帯からとなっていますが、実際に見たのは初めてです。うれしい!

わたし、目分量が苦手なんですけど、
腕を広げると、50cm以上はあるんじゃないかしら。
触ると、本当に、安いプラスチックのおもちゃみたいな感じで、
黄緑の部分がべたべたくっつきます。
ちょっと引っ張ってみましたけど、
しっかり岩にしがみついているのか、抜けませんでした。

IMG_4145_convert_20120819215111.jpg 

もう少し傾斜の緩やかな、垂直面には、
オウギウミヒドラやケヤリムシを多く見かけます。

IMG_4147_convert_20120819215223.jpg

このオオギウミヒドラの表面には、カイメンが発生しています。
他にも、ゴカイの仲間のスナタバムシの巣や、
サンゴ藻などが、よく付着していました。

IMG_4151_convert_20120819215540.jpg

ヤギの表面にも。自分の身体の表面に、
他の生き物が住み着かないようにする工夫とか、ありそうなものですけど。

IMG_4148_convert_20120819215454.jpg

他には、大きなライ麦パンみたいなカイメン。
莚場でも見たことがあります。

IMG_4196_convert_20120819215840.jpg

大きなフジツボを住みかにしているのかしら?
モヒカン頭の気取り屋さんは、ギンポの仲間。
眼力、強めです。

IMG_4206_convert_20120819220224.jpg

2smくらいの小さなウミウシのシラユキダマシ。
右側にうずまき型の卵塊が見えます。
途中で気分が変わったのか、端がほどけて、風にたなびいているみたい。
かけぬける夏の風にそよぐ、命のリボンが、ここにもありました。

スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://hirukonoama.blog129.fc2.com/tb.php/412-1082c42b
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。