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2012年 8月11日 14:30 豊岡

国仲は薄曇りだったのが、山を越えて前浜に入ると、
かなり強い村雨が去っていくところでした。

海中は暗く、これは! と期待したのですけれど、
ヤギはいつにも増して開いておらず、がっくり。
暗いだけじゃダメみたい。
淡水が混じったのが、お気に召さなかったのかしら。

気を取り直して、そのほかの無脊椎動物を見ていきましょう。
まずは、愛らしいウミウシたち。
3cm程のシロウミウシが巨大に思えるほど、小さな小さなウミウシたちです。

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岩の表面にべったりと張り付いているのは、海藻のハイミルです。
ここはオーバーハングの岩陰なのですが、所々にハイミルが生えています。
砂底の照り返しで、光合成を行っているのではないかと思います。
この写真の中に、2匹のヒラミルミドリガイが写っているのですけれど、
おわかりかしら。

ハイミルの右下に白い渦巻きがくっついているのは、卵塊です。
外海では、普通のミルの体上でもよく見かけるウミウシです。
別段平べったい体つきでもなく、
名称にある『ヒラミル』の由来がわからなかったのですが、
ハイミルを指しているのでしょうか。
ハイミルの上に暮らしているのは初めて見ました。

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1cmくらいの、小さなウスイロウミウシ。
シロウミウシによく似ているのですけど、小さくて、
周縁が青味がかっているので、ウスイロウミウシだろうと思います。

あくまでもわたし個人の印象ですけど、
ウミウシの名前って、ウニやカニに比べると、センスがないと思いません?
なんだか愛が足りない感じがするのです。

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今日もせっせと産卵中の、シラユキモドキの団体様。
モドキとか、ニセとか、ダマシ、って名前が付けられている生き物は、
いい迷惑でしょうね。
背中に、黄色い斑点が散らばっているものがいます。個体差でしょうか。

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砂底をコモンウミウシがはっています。熱帯を思わせる鮮やかな色彩です。
補色の組み合わせが印象的に見えることを、自然は知っているのですね。

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サラサウミウシは、ここでは比較的大型の部類に入ります。
とは言っても、シロウミウシと同程度でしょう。
正直なところ、ウミウシって、ほとんどのものは小さすぎて、腕前にもよりますけれど、
写真で見たほうが素敵に見える生き物のひとつだと思います。
ウミウシの写真て、あんまり好きになれないのは、そのせいかしら。
混沌とした、加茂湖の濁り水のほうが、よほど胸に響くのは、わたしだけかしら。

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海が暗いときには、カメノテやフジツボの活動が活発です。
カメノテなどが、エサを集めるために操るつるあし(まん脚)と呼ばれる部位は、
エビの胸脚に当たる部位です。
カメノテやフジツボは、エビやカニと同じ、甲殻類なのです。

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サンゴ藻やオベリアたちの葉陰で、水色の小花を咲かせているのは、
コケムシの一種でしょうか。
こういう名もない生き物たちの名前を知りたいと、常々思っているのですが、
手近な図鑑には載っておらず、このあたりが、ちょうど、素人の限界線かもしれません。
きっと、命名者の情愛が溢れるような、情熱的な名前があるのでしょうね。

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今日、夕焼けは、どこか秋の気配です。

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