上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012年 8月15日 14:30 稲鯨 28.2℃

稲鯨の海岸沿いの、集落のはずれに、県外の車が何台か停まっていたんで、
ちょっとした海水浴場なのかと思って入ったら、
足元から一気に落ち込んで、水深はざっと、5-6mはあるようです。

IMG_5212_convert_20120919235034.jpg

こういう海を、夏の遊び場に出来る子供たちは幸運です。
もう随分以前、稲鯨にはサンゴがある、と聞いたことがあって、
ダイバーさんに確認したんですけど、あいまいな返答でした。
それっきり忘れていたのですけど、ふと、
そのサンゴって、もしかしたらヤギのことなんじゃないかと思って、
この海に入ってみる気になったのです。

IMG_5264_convert_20120920001026.jpg

海底から、山のような岩がいくつもそそりたっている地形です。
潮下帯はオオバモクに覆われています。
この褐藻は波当たりの強い場所を好み、相川などでよく見かけます。
その上部を群れている赤い小魚はチャガラです。

IMG_5225_convert_20120920000135.jpg

岩の隙間にはびっしり、イボニシの卵。
隙間という空間は、もちろん、目立たないという利点もありますけれど、
水が早く流れるという効果も期待できるので、
新鮮な海水が供給されるという点も、
選ばれる理由になっているんじゃないかと思います。

IMG_5257_convert_20120920000725.jpg

1cmほどのサガミミノウミウシです。
単純なサーモンピンクに見えますけど、ほんのり青味がかっていて、
複雑で神秘的な色彩です。

IMG_5252_convert_20120920000525.jpg

岩の表面が真っ赤に染まっているのは、石灰藻と呼ばれる紅藻の一種だと思います。
その上に根を這って広がっているのはオベリアの仲間。

IMG_5215_convert_20120919235517.jpg

あ、ありました。
ヤギは潮が通る場所を好むといわれているので、
山と山の間の、狭い通路になっている壁面で、
オーバーハングの岩陰を探したら、案の定。

IMG_5220_convert_20120919235827.jpg

ポリプは3分咲きです。
わたしが探せたのは、大人の手を広げたぐらいの大きさの、
この1株だけでした。
海中は比較的濁っていて、夏場の潮通しがイマイチなのと、
オーバーハングの少ない地形が、ヤギの生育には不向きなのかもしれません。

IMG_5221_convert_20120920000005.jpg

近くに、オウギウミヒドラも1株だけ。
ムツサンゴは探せませんでした。

IMG_5216_convert_20120919235628.jpg

大型のオオパンカイメンと、ビロード状で、鮮やかな緑色をしたカイメン。
ムツサンゴをのぞけば、構成要素は豊岡に似ています。

IMG_5218_convert_20120920000834.jpg

所々、表面がはがれたのか、何も生えていないむき出しの更地のような、
すベすべした岩肌が現れている箇所が見られました。
板状に割れやすい岩石の性質と、冬の荒波によるものではないかと思います。

スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://hirukonoama.blog129.fc2.com/tb.php/427-50e607f4
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。