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小雨を避けながら、柚子の木陰で、青い果実の収穫に精を出していると、
どこからともなく懐かしい匂いがしてきます。
ああ、これはなんだか子供の頃に嗅いだことのある匂い。
お母さんの匂いかな。

あたりを注意深く見回すと、やっぱり! いました。
クロアゲハの幼虫です。

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危険を感じると、頭部にある臭角と呼ばれる臭いツノを、
にゅにゅにゅっと伸ばして、においで敵を撃退します。

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残念ながらシャッターチャンスを逃しましたけど、
臭角は鮮やかな赤色でした。クロアゲハの幼虫だと思います。
ぐいんと伸ばした2本の角は、りきんだように小刻みに震えていて、
かなりの臭気がたちこめます。
この時期終齢を迎えるということは、クロアゲハは、さなぎ越冬なのですね。

家の前の小さな山椒の木に、しばしば現れるこの巨大なアオムシをつっついて、
ほら、ツノを出したでしょう。アゲハチョウの幼虫は、においで身を守るのよ。
黄色いツノはアゲハ。赤いツノならクロアゲハ。
遠い少女の日、そう教えてくれた母の、
確かにそれは母の匂いだったのでした。

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