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紅葉の色が深くなってきました。
昨年は、秋の出鼻の、急激な冷え込みのせいか、
茶色っぽく焼けたような、パッとしない紅葉でしたけど、
今年はよい条件がそろっているようです。

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よく言われるように、昼夜の寒暖の差があること。
夏場に照りが続いて、水不足であること。
それから、土質が肥沃でなく、やせているほうが、
色鮮やかに発色するそうです。そういえば、紅葉の名所と呼ばれるようなところは、
深山の渓谷沿いの、岩山ようなところが多いですものね。
これらは植物の研究をされている方からうかがったので、本当だろうと思います。

桜と同じで、紅葉が本当に美しいのは、一瞬です。
色合いは時々刻々移り変わってゆく。
晴天を背景に望むのも悪くはないのですが、
特に黄色味の色は、曇天に映えるように感じます。
暗く沈んだ調子の山肌に、雲の切れ間から、束の間、閃光が差して、
ぱあっと、目が覚めるような深紅が浮かび上がるのも感動的です。

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     堪(た)えず紅葉(こうよう) 青苔(せいたい)の地。
     またこれ涼風(りょうふう)、暮れ行く空に 雨うち注ぐ。
     夜嵐の ものすさまじき。
                      『紅葉狩』


鮮やかに色づいたもみじが、青々とした苔むしろの上に降りしきる。
謡曲にうたわれた美しい情景には、意外な科学がひそんでいるようです。
苔の研究者たちは、秋を、『苔の春』と呼ぶとか。
地べたに這いつくばって、物言わず、じいっと耐え忍んでいるような苔が、
新芽を伸ばし、1年で最も活き活きとするのが、秋なのだそうです。

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道端の草がみいんな枯れてしまって、それでこの時期は、なんとなく、
苔なんぞに目がいくのだろうとばかり思っておりましたけど、
苔はひっそりと、自ら輝いていたのですね。

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