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あわただしく収穫に追われる季節になりました。
秋の恩恵を、どれだけ蓄えられるかで、
冬時間の豊かさが決まるようなものです。
ほかほかの白い新米のご飯、
が苦手なわたしは、自然薯のむかごをどっさり採ってきて、
古米と赤米と一緒に炊き込むのが、冬の定番です。

例年ですと、まず誰も見向きもしないむかごは、
どこへ行っても採り放題なのですけれど、
今年はなんだか様子が違うみたい。
10月に入るころから、あちこちの山道で、逆さにした傘を受け皿に、
木の枝先を熱心にたたいている、おじさまたちの姿を見かけるようになりました。
いったい何をしているのか、最初は気にも留めなかったのですが、
どうやら彼らは、むかごを集めていたようです。

その方たちが集めたものかどうか、わかりませんけれど、
直販コーナーなどで、袋入りのむかごが、山積みで売られているのを見て、
なんだかちょっと興ざめしてしまいました。
せめて、これを買い求めて、炊飯ジャーでむかごご飯を炊く誰かが、
自然の恩恵を、命の糧としていた、かつての山人たちの暮らしに、
一瞬でも想いをはせてくれますように。

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わたしはいつも、舗装道路沿いではない、山手の方で集めています。
幸いそこまでは、むかごハンターたちの魔手は及ばなかったよう。
昨年は大豊作の年でしたけど、今年は少々作が落ちるような印象でした。
山暮らしの人々が、むかごを忘れていく一方で、
街場の人びとが、物珍しさからそれを買い求めるのは、いかにも皮肉な感じがいたします。

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