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2011.06.09 生命の塔
2011年 6月 8日 13:00 平沢海水浴場 21.0℃

梅津公園に面した平沢の海水浴場(正式名称不明)は、
加茂湖の湖口に近く、その豊かな恩恵を体感できる素晴らしい海水浴場です。
もっとも、この時期に泳いでいるのはわたしくらいなものですけれど。

ここのアマモ場は、多田や二見に比べると、水深は深めです。
正確には測ってはいませんが、4~5mくらいだと思います。
この時期はどうしても濁りが入るので、暗く、深く感じます。
ところどころに岩が沈んでいて、褐藻が繁茂しています。

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浅いところでは、褐藻の先端は水面に到達し、横に広がってゆきます。
海藻が水面を覆いつくしてしまったように見えるのですが、
これは穏やかな海でよく見られる現象です。
波当たりの強い場所では、褐藻の背丈はずっと低くなり、先端は水面には至りません。

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水深の深い場所では、褐藻は冬の間中延び続けます。
水面ぎりぎりまで生長した姿は、塔のようです。
内部には、様々な稚魚や幼魚が群れています。
無数の命をはぐくむ生命の塔です。

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塔のつけ根にはウニがひそんでいました。岩礁性のタイプです。
ちょっと意外でした。ここは全体としては砂底の海なのです。
ほとんど砂に埋もれた石の上で、どんな生活を送っているのか不思議です。

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砂の上にはモミジガイが散らばっています。
まるで海に沈んだ星屑のよう。
ここから、和木までの砂浜地帯でよく見かけます。

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平沢のアマモ場は、多田や和木のように、
ガツガツと生殖枝を上げるような勢いを感じません。
なんとなくおっとりしているのです。二見のアマモ場に雰囲気が似ています。
静かな海は、アマモの生き方まで穏やかにしてしまうのでしょうか。

IMG_9829_convert_20110609175547.jpg

わかりにくいかもしれませんが、銀色の粒が写りこんでいます。
アマモ場から湧いている酸素です。
よく晴れた凪の海を泳いでいると、
無数の泡が立ち昇っているのを見ることが出来ます。
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