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寒い夜、平地で冷たい雨が降っていて、
山に分け入るにつれてその雨が雪に変わっていくような、そういうとき、
案外はっきりと、境界になる地点があるものです。
ちょうどそのあたりが集落の入り口なのですが、
そこから先は、ナメコの国です。

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いわゆるナラ枯れで立ち枯れた、クヌギ類の幹に、
びっしり、なめこ。
数年前に猛威をふるった、ナラ枯れの木があっちにもこっちにもあるのですから、
あっちを向いても、こっちを向いても、なめこ。

昨年は、峠のあたりまで足をのばさないと見かけなかったのが、
今年は高度を下げて広がっているようです。

どおっさり山のように収穫して、ざっと洗って小分けにし、
質のいいのはお遣い物に。
わたし、ちゅるんとしたちっちゃななめこって、
そもそもあんまり好きじゃないんです。
傘が開いてひだが少し変色したようなのだけ、自家用にいたしましょう。

雪に当てられて、びっくり、成長が止まったところに、
比較的好天が続いて、乾燥しているものも目立ちます。
思い切ってオーブンで焼いて、さらに水分を飛ばします。

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このまま食べてもおいしい、とものの本にはございます。
長く楽しめるように、ほかのきのこと合わせて、オイル漬けにしました。
ブナシメジとエノキ、戻した干しシイタケ。
なめこと一緒に収穫したムキタケは、水分が多くて、
あまりこの調理法には向かなかったかもしれません。

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レシピ本通り、タイムとレモンの皮を合わせました。
レモンの香りは、意外ですけど、
焼き立てのきのこから同じような芳香がいたしましたら、
きっと合うだろうと思います。

落下傘のなめこはザクザク切って、油でさっと炒め、
だし醤油とみりんで甘辛く煮ておくと保存がきくそうです。
お隣さんに教えていただいて、さっそく実践。
そのまま佃煮としていただいてもいいし、
炒め物に混ぜてもおいしそう。

今回は、青菜と一緒に焼きうどんにからめて、バター醤油の味付けで。
日暮れまで、トイレの始末などに追われておりましたもので、
まかない料理のようになってしまいましたけど、おいしくいただきました。

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特有のぬめりが実に日本人好みで、学名にもnamekoが採用されているとか。
なめこという名前の響きに、すでにその愛があふれている感じ。

なめこが好き、とおっしゃる方には、男性が多いような気がしません?
真夜中に、冷たい水で山盛りのなめこを洗っていて、
はたとその理由に思い至りました。

なめこをたくさん頂いたら、男のひとは、
今日はなめこ汁かな?それともきのこ鍋かな?
ってわくわくするでしょうけど、女のひとは、
ああ、全部きれいに洗わなくちゃいけないじゃない、
ってため息のひとつもこぼれるでしょうものね。

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