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2011年 6月 14日 15:30 加茂湖・潟端 22.6℃

母の一周忌でした。東京から来ていた叔母を、波止場まで送ったあと、
このまま帰るのはもったいない気がして、加茂湖に立ち寄りました。

ひとりで海で泳ぐことを、母は最後まで反対していました。
彼女の死はわたしの人生観を変えませんでした。
まっとうに生きるための、軌道修正の最大のチャンスを、
みすみす棒に振ったようなものです。
親が死んで改心しなかったのですから、あとはこの先、
どん詰まりまで行き着いて、地団駄を踏むときまで、
わたしという人間は、
きっとこういうふうにしか生きられないのです。

潟端ではカワツルモ群落がほぼ消失していました。
カワツルモは河口域などに発生する海草の一種で、
各地で絶滅が危惧されています。
佐渡では加茂湖でしか見ることは出来ません。
地元の漁師は「スガモ」と呼び習わしてきたようです。

ほんの数年前には、ここは誰にも知られていない「スガモ」の楽園でした。
今は、若いアマモ群落の合間に、数株が点在するにすぎません。
どうしてこうなったのかはよくわかりません。
わたしの印象では、カワツルモはきわめて短命な多年生の海草で、
寿命は2~3年程度だろうと思います。
20年以上にわたって群落を維持している箇所もありますが、
そういう場所では、次々に実生苗が発生して群落を更新しているのではないでしょうか。

倒れた茎の節から根を伸ばし、新しい株を形成する栄養養殖性は強いので、
わずか数株からでも群落を再生できるかもしれません。
わたしに出来る唯一のことは、観察を続けることです。

加茂湖はほとんどの海岸が矢板で囲まれてしまっているのですが、
そのあたりには転石が入っていて、褐藻が発生しています。
穏やかな海ですから、褐藻の先端は水面を覆っています。
この海中の屋根は、小動物たちのお気に入りの隠れ家です。

IMG_9971_convert_20110616025000.jpg

小魚はもちろん、エビや、どういうわけか、ヤドカリもよく乗っかっています。
これはヨシエビかと思います。長手岬のタイドプールでも、時々見かけます。

IMG_9988_convert_20110616025147.jpg

これは変りダネ、カギノテクラゲです。同じ加茂湖でも、
樹崎ではほとんど見かけませんが、潟端のナガモにはよく発生しています。
藻の広がった水面をすくうと、ほかに、エダアシクラゲが入ることもあります。
どちらも1cm程の小さなクラゲです。

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