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年度末であわただしく過ごしておりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

3月末が交付金の使用期限でしたので、このひと月は、
いろいろな集落の方々にお会いする機会に恵まれました。

作業が終わりますと、海の幸をお土産に頂くことも多いのですが、
その内容も、四季折々、土地柄が出ていておもしろいものです。

高千でアワビの放流をいたしました折には、天気は良かったのですけれど、
だいぶうねりが残っておりました。
石名で、洗濯機の中でかき回されるようにして、ようやく岸へ這い上がってきますと、
立会いの漁師さんが、波打ち際で一心不乱に海藻を積んでおります。

「大根の味噌汁に入れるとうめえし、持って行け」
と得意満面で、もしゃっと手渡されたのは、岩のりなどではなく、
どう見ても海の雑草のような海藻たちばかり。

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主なものは、地元では「いじこり」とよばれている紅藻で、
これはスギノリではないかと思います。

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佐渡のほかの地域ではこれは食べません。
他に「ハバ(ハバノリ)」、「マタ(ツノマタ)」など、
およそ食用に適なさそうな海藻たちが、大雑把に混ざっています。

大根で、と念押しされましたので、漁師さんの教え通りに味噌汁に入れて、
最後にひと煮立ちさせると、トロっとしたあんかけのような質感に変わりました。

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これ、実際に食べてみますと、本当においしいのです。
ナガモ(アカモク)よりも香り高く、メカブ(ワカメ)ほどエグくない。
ハバノリのジャキジャキした食感と、
ツノマタのドッロと溶けたような食味の対比もいい効果を出しています。
漁師さんの言ったとおり、冬大根の甘みにぴったりでした。

スギノリは、食用糊の成分を多く含む海藻のひとつで、
あとから聞いたのですけれど、高千地域ではよく食べられているものなのだとか。
もともと、外海府地域のように、荒波に洗われる磯を好んで生えるようです。
スーパーで見かけたことはありませんが、
わたしは、今まで食べた海藻の中で、1番好きだと思いました。

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