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潜水漁のまかないで、余ったナマコをいただくことがあります。
子供のころ、きゅうりの酢の物にして食べた記憶があるのですが、
父が料理長になってからは、たいてい、ぬたになっています。酢味噌和えです。

漁師直伝のナマコ料理は、1口サイズに切って、さっと湯引きし、
ポン酢や三杯酢で食べるのが一般的だそうです。
我が家では細かく薄く切るのが常なのですが、
以前内海府のほうで食べさせていただいたものは、大胆にぶつ切りにしてあって、
歯ごたえの良い皮と柔らかい肉の食感が楽しめました。

1度父に任せたら、湯がきすぎて、
ゴムのような得体の知れない食べ物になってしまいましたので、
今回は自分で包丁をふるいます。
それにしても、ナマコを切るのは心底胸の痛む作業ですね。
どう考えても、悪さなんかしてなさそうな、地味~な生き物なのに、
神代の時代から虐げられていたらしい逸話が、古事記に残されています。

天孫ニニギノミコトが、葦原の中つ国を治めるために降臨したとき、
アメノウズメに「ニニギに仕えるか」と問われて、ナマコだけが返事をしなかったため、
口を切り裂かれてしまったとか。
アマメノウズメさまは、裸踊りをしてアマテラスオオミカミに岩戸を開かせたと言われる女神で、
陽気な方だとばかり思っておりましたのに、容赦なく残虐な一面もあるようです。

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いただいたアカナマコ。
口を切り落としてから縦に開き、内臓を洗い流します。
1口大に切って湯引きし、表面のヌルみを落とします。
さっと湯がく方もいらっしゃいます。くれぐれも煮すぎませんように。
食感が悪くなりますし、ナマコらしい風味も失われてしまいます。

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あとはお好みで、ポン酢や、青じそドレッシングをかけて。
わたしはたっぷりの大根おろしと一緒にいただきました。
独特の臭みが気になる方は、食べやすくなります。

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余ったナマコは、三杯酢に漬けておくと日持ちします。
冷蔵庫で1週間くらい保存できますが、硬くなるので、お早目に。

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こちらはクロナマコ。
最近はいろいろな色の大根が出回っていて楽しいですね。

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