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3月、年度末の追い込みで、日々が慌ただしく過ぎていきます。
毎年恒例の、アワビの放流で全島をまわってきました。

普段は、両津界隈での仕事が多いですので、
佐渡中のいろいろな海に入ることができる放流作業は、
いつも楽しみにしています。

特に外海府のほうは、冬中時化るという悪条件のために、
海べたでありながら、内海府のようには豊かな冬の恩恵にあずかることが出来ず、
そんな中でも、常に海と寄り添いながら生きている。
文化的には、内外の海府は似通っていると言われておりますけれども、
海に対する認識のようなものには、随分違いがあるように感じます。

昨年おいしいイジコリをいただいた石名では、
1年ごしでお礼を言うことが出来ました。
今年は高千漁港で、エビ篭の外道に入ったノロゲンゲを頂きました。

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ゲンゲは、外道も外道、「下の下」が語源であるとも言われています。
これは、もしかしたら、高千でも普通には食べられていないのかもしれません。
漁師のおばちゃんも、「細長げえのん」て呼んでましたから。

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10cmほどの小さいものでしたが、3匹のうち2匹に卵が入っておりました。
これで1匹分です。体長に比して、かなり大きいサイズです。
深海では、捕食者は沿岸ほど多くはなく、
エサが少ないことのほうが問題となるので、
少数の稚魚を確実に育てる戦法なのかもしれません。

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調理を父に任せましたところ、煮付けになって食卓に上りました。
見た目は、あまりよろしくありませんね。
味のほうは、意外にも、かなりおいしかったです。
ハタハタを、生の卵白で包んだよう。
卵白のような部分は、コラーゲンだそうです。
骨は硬く、その感じもハタハタに似ています。

糸魚川のほうでは、ノロゲンゲの干物が有名だとか。
生のゲンゲは、おそらく足が速くて流通しないのでしょうが、
外道どころか、人生で5本の指に入るくらい、極上のお味でした。

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