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弟が、実家の裏山の整理をしていて、
うっかりツタウルシにかぶれたと言って大騒ぎしておりましたので、
愚かなヤツと鼻で笑っておりましたところ、
どうやら同じツタウルシにしてやられた模様。

ちょうどそのあたりにタケノコが出るので、
切り倒した木が邪魔になっていたのを、
動かした拍子に触ってしまったようです。

弟は手首まわりでしたが、わたしのほうがタチが悪く、
右頬から耳たぶにかけて、ミミズ腫れのような湿疹が表れました。
肌が弱い方ではないのですが、油断してひっかいて悪化させがちなので,
病院へ行くのが一番とは思いながらも、
お隣さんにすすめられた熊の油を試すよい機会とも思い、
市販薬などは使わずに経過を見ました。

IMG_2952_convert_20160519160906.jpg

途中うっかり、ドライマンゴーを口にしたのが火に油を注いだのか、
その翌日は顔半分が火照る感じで最も悪くなりました。
マンゴーはウルシ科で、まれにひどい湿疹が現れることは聞いていました。
数年に一度食べる機会があるかどうかなのに、タイミングが悪かったようです。
ただ、かゆみはそれほどひどくはならず、
その後急速に収束して、
自分から言わなければ気づかれない程度の症状で済んだのは、
やはり熊油のおかげだったのではないかと思います。

ツキノワグマの皮下脂肪から作られるという、
貴重な熊油を知ったのは最近です。
昨年、お隣さんが上越高田に所用で1泊した折、朝市で偶然見かけたという、
その戦利品を得意げに見せて下さったのがうらやましくなり、
この春、頼み込んでご一緒させていただき、
遠路はるばる高田まで買いに行ってきたのです。

効能はほぼ馬油と同じで、特にハチ刺され、火傷などに効くようです。
馬油も万能の治療薬として知られていますが、
熊油は、より産地が近いですし、原料となるツキノワグマは野生の生き物です。
なにより、朝市で販売している翁が、
手ずから抽出しているというところがいいのです。

さて、聞けば原料の熊は、翁が自ら仕留めるのではなく、
妙高の知り合いに熊撃ちがおり、さらに解体の専門家がいらっしゃって、
ご本人はあくまでも精製がご担当なのだとか。
それでも今年は年明けに少し体調を崩されたので、
高田は桜が有名ですけれども、その一番にぎわう時期には出店できずに、
今年初めて店を出したその日に、奇跡的にお会いすることが出来ました。
この冬は熊も不猟だったそうで、
前年の残りが、どうにか1ビンだけあったのを、分けていただきました。

わたくしのほうも、新潟から高速バスで2時間、
朝市ですから、高田で1泊いたしました。
お隣さんには本当にお世話になりました。
結局、随分と高い熊油になりましたけれども、
多くの人たちの手から手へとゆだねられながら、
こうして今、わたしの手元にあることを思いますと、
効能もさることながら、実に思い出深いひと瓶になりました。

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