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今日、軒下の子ツバメたちが巣立っていきました。
昼頃まで、最期の一羽がぐずぐずしていたのですが、
根気強く呼びかける親鳥に促されて、空高く飛び立っていきました。
プリーツスカートのようなスワロウ・テイルを広げて、時折ホバリングしながら、
2+4匹のツバメたちは、古巣の上を、何度も何度も旋回していました。

夜、疲れて帰ってくると、小さなお尻を並べて出迎えてくれた、
あの子ツバメたちはもういないと思うと、うれしい反面、少し寂しい心地もするのです。
さようなら、新しい命たち。
こんにちは、喜びの夏。

遠くのものでも、近くのものでも、目に見えるものでも、見えぬものでも、
すべての生きとし生けるものは、幸せであれ。

                                     スッタニパータ

2011年 7月13日 14:30 長浜・大須 30.8℃

急速に海水温が上がっています。
梅雨が明けたばかりで、真野湾は豊富な養分をたたえています。
海の栄養分のほとんどは、河川水によって陸からもたらされています。
そこへ、連日の猛暑で強い日差しが照り付けると、
植物プランクトンが大発生して透明度が下がります。
長浜は、今はこんな感じです。

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このような濁りは、湾の宿命です。
透明度が低いと、すぐに「キタナイ」と考えがちですが、
海に暮らす多くの生き物たちにとって、
この程度の濁りは、問題にもならないどころか、大歓迎でしょう。
植物プランクトンが海の食物連鎖を支えているからです。
むしろ、水温が高くなりすぎることのほうが心配です。

長浜荘のあたりは、長浜では比較的海藻が少ない場所なので、
かわりにいろいろな無脊椎動物が観察できます。
先日、カイメンとホヤの話をしましたね。

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根拠は色だけで、同定は曖昧ですが、ムラサキカイメンかと思います。
これは珪藻が付着して褐色がかっていますが、
淡い藤色をした美しいカイメンです。

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ナミイソカイメンかと思います。

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ダイダイイソカイメンでしょうか。
ホヤの仲間のイタボヤは、これに極めて類似しています。

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これは、特長的な形状をしています。
岩のうわっ面ではなく、オーバーハングになった暗い岩陰でよく見かけます。

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白い付着物はヘンゲボヤ。これは、ホヤの仲間です。
全体でひとつのホヤではなく、小さな個虫の群体です。
ホヤの仲間は、よくよく目を凝らすと、全体に小さなツブツブ模様が浮かんでいます。

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カイメンとホヤには、はっきりした棲み分けはなく、
同じ岩の上に混在していることもよくあります。
どちらも、海水から植物プランクトンを漉しとって食べているので、
真野湾のような場所はうってつけの住みかなのです。

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岩陰は巻貝たちの産卵場所にもなります。
これはイボニシの卵でしょう。貝の産卵は、本来夜が多いのでしょうが、
イボニシは、昼間でも産卵シーンに出会える確率は高いと思います。

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