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潜水中はもちろんですが、船の上での作業というのも、
大変神経を使うものです。
わたしはこれがけっこう苦手。だって、山の子ですもの。
操船もいまだにペーパードライバーです。

気の滅入る仕事をやり終えて、昼ごろ、
いつも係船している佐渡汽船の近くへ戻ってきましたら、
会社の潜り船(もぐりせん:潜水士船)のまわりに、
老若男女が集まって声を上げています。

もしやと思って水面をのぞき込むと、案の定、
銀色の魚群が渦を巻いておりました。
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このところ、両津湾にイルカが入っていて、
イワシが岸近くに寄っていると聞いていたのは、
本当だったようです。

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どこからか奇声が聞こえて、道路のほうを見ますと、
釣竿を手に、全速力で駆けてくる若い女の子たち。
お父さんは次々に釣り上げるイワシを、
幼い息子に得意げに見せびらかしています。

ついつい口元がほころぶ、のどかな初夏です。

2015.04.22 沈魚美人
ここのところ、よく獲れているのかしら、いただく機会の多いマフグ。

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産卵期で、オスもメスも、おなかがぱんぱんに膨らんでいます。
ちょっと冒険して白子をいただきました。

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塩を振って、アルミホイルで包んでグリルで焼きました。
濃厚な、クリームのような感じ。
タラよりは臭みがなく、食べやすいと思います。
食べたことないのですが、フォアグアって、こういうお味かしら。

毎年うまい具合に起こるのかどうか、定かではないのですけれど、
両津港の南側の原黒のあたりでは、
春になるとホタルイカが岸に寄ってくることがあるのだとか。

もう10年以上も前に、どこからともなくその話を聞いて、
見に行ったりもしたのですけど、
結局確認できずに、なんとなく心に引っかかっておりました。

4月19日の、新月間近の大潮の日、勤務中だったのですけれど、
現場仕事でもなかったので、突然、お許しが出て、採りに行ってきました。

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水面に達した褐藻の上に、海藻といっしょくたに乗り上げているホタルイカたち。
なんか想像していたのと違う・・・
それでもそれなりに集められて、会社の方々と分け合って持ち帰りました。

佐渡でも、ホタルイカがそれなりに水揚げされる年があって、
そのようなときに、オリーブオイルでさっと炒めて、
パスタを絡めて、芽山椒の香りで食べたのが忘れられません。
今年は風邪をこじらせてしまって、それどころではなかったのですけれど。

後でいろいろ聞いてみますと、ホタルイカが打ち上げられるのは、
春の新月頃で、よく晴れた、南風の吹く夜なのだとか。
これは富山湾で目撃されるという、「ホタルイカの身投げ」現象と、
とても条件が似ています。
おそらく、同じ原理で起こっているのではないでしょうか。


ヤツシロガイの生体を見かけましたので、ご報告までに。
卵のうが落ちていたのと同じ、水深30m付近の砂底です。

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この巻貝はけっこう大きくて、殻高は20cmほどになります。

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ちょっとわかりにくいのですが、フタを持たない貝です。
時々殻は落ちているのですけれど、目にする機会は多くありません。
産卵期で活動的になっているのかもしれませんね。

いま水温は18℃くらい。昨年の今頃も同じくらいでした。

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内海府の沖合、水深30m付近の砂底に、
梱包資材らしきゴミが沈んでおりましたので、拾い上げてみますと、
クッション材のような、粒粒をつなぎ合わせた構造です。

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透明なカプセルに、白いアラビア数字の2を、
無数に閉じ込めたような不思議なシート。

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1枚のシートに別のシートが直角に張り付いています。

わたしは初めて見たのですが、
この感じ、特に透明な肉厚のカプセルの感触に、
なぜだか見覚えがあります。
これは、巻貝の卵のうです。

砂底に住み、これだけのサイズのシートを紡ぐことができる大きな巻貝は限られています。
調べてみますと、生きたナマコを丸呑みにするという、ヤツシロガイのものでした。
ヤツシロガイは大きく開いた殻口と、膨らんだ紡錘形が特徴の大型の巻貝です。

食用になりますが、佐渡ではあまり知られていないようです。
佐和田で安く売られているのを見たことがあります。
赤泊の温泉のロビーにも並んでいました。
名前の由来は、九州の八代海ですし、
内湾や、冬に風裏になる穏やかな海に多いのかもしれません。

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