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2016.04.19 春の祭典
桜と共に、祭の季節が終わりました。
今年は花冷えの1日でした。
早めに咲いた桜も、なんとか持ちこたえて華を添えてくれました。

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個人的に、鬼太鼓の勇壮さは小佐渡の圧勝と確信しております。
残念ながら祭りの規模では、金井の新保八幡様は、かないません。
気温も低く、平日でもあるので、
昼過ぎにはそれほどでもないかと思ったのですが、
お宮入のころには、かなりの人出でした。

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祭には桜が似合いますね。
咲きはじめでもよし、満開でもよし、散り敷いていてもよし。
ないと物足りないけれども、
祭の主役をおびやかすほどにはでしゃばらない。

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夜は小倉地区の物部神社のお宮入へ。
かなり冷え込んできて、時間も押していたのですが、
皆さま、じいっと待っておりました。

体力仕事をしておりますので、時々、
そんなに好きなら自分も鬼太鼓をやらないの? と聞かれます。
女性が加わっているところも、最近はちらほら、あるようですね。

でもわたしは、ひらたく申しますと、鬼太鼓というのは、
男性を見るための祭典だと思うのです。
たとえば、おいらん道中は、女を見るためのものでしょう。

それと同じで、結局のところ、鬼太鼓を偏愛するわたしの性根というものは、
指をくわえて若い(?)男性を見ているのが好きな、
ミーハーなおばさんなのでしょうね。
いつまでも、鬼太鼓が、芸能ほどには気取らずに、
そんなよこしまな動機すらも受け止める、
懐の深い、土臭いような祭典であり続けてほしいと願っています。

4月7日が新月で、7日未明の満潮時が、
今年のホタルイカの接岸のピークだったようです。

7日は明け方から雨の予報でしたから、
6日の深夜に身投げが起こるだろうというのがわたしの予測でした。
23時すぎに両津港の南防波堤へいそいそ出向いたものの、
影も形も見当たらず、その夜は当てが外れたものとばかり思っておりましたが、
翌7日の9時過ぎになって、
未明3時ごろ、今季最大の接岸があったことを知りました。

7日、降り出した雨の中、海藻に絡んで残ったホタルイカを拾い集めながら、
翌朝に集められるくらいなら、何時にピークが来るにせよ、
夜明け前に来てみれば、ひとつやふたつは確実に見られただろうと思って、
歯がゆい思いをいたしました。

ホタルイカが接岸した朝はいわば無礼講で、
他に急ぎの仕事がなければ、拾いに出てもいいのが、
会社の暗黙の了解になっている(らしい)ので、
今年もお留守番組が2人で取りに行って、
なんだかんだで500杯前後は集めましたから、
けっこうな数が寄ってきたのだろうと思います。

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従業員が多いですので、ひと家族あたりは20杯程度にしかなりません。
佐渡産のホタルイカは、なかなか市場には出回らないので、
贅沢なまかないです。

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半分は、帰りに寄ったスーパーで、偶然見かけて買い求めた、
行者ニンニクの葉と一緒に炒めていただきました。
もう半分はさっと湯がいてわさび醤油でシンプルに。
ホタルイカって、こんなにおいしかったかと、
目が覚めるような心地がいたしました。

ホタルイカの目の白い芯の部分を、取り除くとよいと、
テレビで申しておりましたので、面倒とは思いながらもやってみたところ、
このひと手間がものを言うようです。
卵焼きに、ちょっとでも殻が入っていると、
おいしさが八割減になるのと同じでしょうか。

一年に一度だけのご馳走を、
皆さんで分かち合えたという達成感はあるのですが、
この小さな深海からの春の使者が、
闇夜に光る姿を、いつかはこの目で見てみたいものです。

8日は雨の影響が強く、週末の9日、10日も出現しませんでした。
今回の身投げはこれで終わったのだろうと思います。
ホタルイカは、月明かりを頼りに方角を見定めるため、
新月の夜に身投げが起こるという説が比較的信じられていて、
この説に従うなら、雲っていて月の見えない満月の夜でも、
小規模にせよ、接岸が起こる可能性があると考えるひともいます。

2016.04.08 苔むす春
いつも通っている山道の脇に、
ころころした緑色の物体が、いくつも。

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冬の間、雪が張り付いては崩れ落ち、
張り付いては崩れ落ちしているうちに、
ブロックに生えていた苔の塊が、一緒にはがれ落ちてしまったようです。

この苔の塊を拾ってきて、こんなふうに使っています。

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室内に置いた鉢植えの乾燥対策に、実によいのです。
水遣りの時の泥跳ねの予防にもなりますし、
株元がむき出しになっているのが、なんとなくおもしろくないようなとき、
ちょっと載せておくと、箱庭みたいで楽しいのです。

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ブロックの隙間のわずかな土で育ち、乾燥にもよく耐える丈夫な苔ですが、
土も水も潤沢にあるような環境は、かえって苦手と見え、
いつも最終的には消えてしまいます。

わたしは室内で植物を育てるのがあまり得意ではないので、
温かくなるとみんな外に出してしまいます。
それまで、つかのまの間の、苔とのお付き合いです。

オフの土曜日、北小浦の港内に入ってきました。

この港内は、おもに講習などに使っています。
お客様を連れてビーチを楽しむには、少々味気ないので、
仕事で使う機会は多くありません。
春から初夏にかけては、他では見られない小さなウミウシが湧くので、
機会を設けて、オフの楽しみにしています。

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折しも春濁りの真っ盛り。
港内の大型褐藻は水面に達し、古代神殿の柱のようにそびえています。
底質はやや泥っぽく、夏にはウミヒルモの草原が出現するのですが、
現在はまったく見当たりません。
ウミヒルモは、17mよりも深場では、まれに数枚の葉が残っていることがあるのですが、
浅所では冬は消失するようです。

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このような泥っぽい海底を好むキセワタガイが早速登場します。
カラスキセワタは、その名の通りカラスの濡れ羽色。

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カノコキセワタは鹿の子模様が特徴です。
この2種は大きさや生息環境、発生時期が似通っています。

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アズキウミウシも、波の穏やかな泥っぽい環境ではよく見かけるようです。
ただし、そうでない外洋にも生息しています。

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砂の上をのそのそ移動中の小さな黒いウミウシ。
5mm程度でしょうか。こちらも見事なカラスの濡れ羽色です。
ずんぐりした体型、小さなエラなど、
全体の雰囲気はキヌハダウミウシの特徴を示しています。

南西諸島で知られているスミゾメキヌハダウミウシに非常によく似ています。
このウミウシは、驚くべきことに、
ハゼのエラを食料にしている偏食家で、
背中に乗っかっている姿も多く写真に収められています。
ハゼの住む穴から穴を移動しながら暮らしているのだとか。

スミゾメキヌハダウミウシは、比較的新しく認識された種のようなので、
佐渡に生息していても不思議はないように思います。
泥底を好むスジハゼなどの穴を渡り歩いているのでしょう。

今回は見かけませんでしたけど、これからゴールデンウィークにかけて、
モウミウシなども豊富に出現します。
シラウオの季節になりました。
直販所に並んでいたシラウオが、
まだ生きてにゅろにょろ動いていたので、思わず衝動買い。

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美しいですね。春のみずみずしさそのものです。
佐渡で一般にシラウオと呼ばれているものは、シロウオのようです。
シロウオはハゼ科の魚で、よく知られていることですが、
幼魚のように見えるこの状態が、成魚です。
春、産卵のために、海から川へと遡上します。

今回買い求めたものは、両津だったこともあり、
加茂湖へ注ぐ川の上流で獲れたもの、とのことでした。
このごろはどこでも獲っとるけも、もとは国仲の食いもんだがさ。
シロウオを洗いながら父がつぶやきます。

国仲ではシロウオ漁は四月の風物詩です。
国府川という海に集まる、支流の河口付近などが漁場になっています。

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四手網(ヨツデアミ)によるものが、全国的に見て一般的なようです。
これは国府橋よりも下流です。

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小倉川の合流点では、流れを絞って網に誘い込む作戦です。

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白い漏斗状のものが網です。
シロウオを狙ってるのは、人間だけとは限りません。
朝方、新保川の合流点には、シラサギなどが集まっていることがあるのですが、
これもシロウオが目当てなのではないかと思います。

さて、せっかくの旬のご馳走ですが、
わたし、踊り食いというのは、
いくらなんでも無粋な気がするのですけれど、
いかがでしょう。
だって味もへったくれもないじゃあありませんか。

生きたシロウオを、豆腐と一緒に煮ると、
熱がってみんな豆腐に逃げ込むと聞きましたけど、あれは本当かしら。
今回は卵とじとパスタにいたしましたが、独特の生臭さがありますから、
シンプルに揚げていただくのがおいしいように思います。
シロウオのかき揚げそばとか。

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